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ソニーは銀座でSONYになった 銀座ソニービル物語 盛田が挑んだ日本企業初の“ブランド戦略”

出版社名 プレジデント社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-8334-5132-1
4-8334-5132-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 238P 19cm

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要旨

東京・銀座の風景がまた変わろうとしている。2018年8月、前年に50余年の歴史に幕を閉じたソニービルが「銀座ソニーパーク」へとリニューアルされたのだ。形は変われど、そこにはソニー創業者の一人、盛田昭夫氏らが“日本初のショールームビル”に賭けた情熱やコンセプトが受け継がれている。本書は、銀座のランドマークの一つとして、また情報や流行の発信地として親しまれてきたソニービルをめぐるノンフィクション。盛田氏の構想から1966年4月29日の開業に至るまでの経緯、新進の電機メーカーだったソニーが斬新な挑戦に向かった理由、コンセプトや設計をめぐる議論、そして今後の展望などを、関係者たちの熱い想い、高度経済成長期の息吹とともに、余すところなく伝えている。著者はジャーナリスト、翻訳家で、1974年にソニーに入社、主に広報、製品企画、マーケティングなどに携わった経験を持つ。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年09月12日]

商品内容

要旨

ソニービルが開業したのは東京オリンピックが開催された二年後の一九六六年四月二九日。その建設費は三二億円。ソニーにとっては失敗の許されない一大プロジェクトだった。ビルの大半にショールームの機能を持たせた、当時の日本としてはまさに前例のない試みだった。

目次

第1章 “身のほど知らず”のビル計画
第2章 ソニーブランドをどう表現するか
第3章 新しい革袋に新しい酒
第4章 銀座の四季の香り
第5章 五反田村から花の銀座の“住人”に
第6章 「ソニービル」とは何か
第7章 五反田村のソニー、銀座のSONY

おすすめコメント

銀座ソニービル物語。土一升金一升とまで言われる高価な土地に、なんと企業一社で、売り上げを見込めない、利益とは無縁の単なるショールームをつくったのか。

著者紹介

宮本 喜一 (ミヤモト ヨシカズ)  
ジャーナリスト、翻訳家。1948年奈良市生まれ。71年一橋大学社会学部卒業、74年同経済学部卒業。同年ソニー株式会社に入社し、おもに広報、製品企画、マーケティングなどを経験。94年マイクロソフト株式会社に入社、マーケティングを担当。98年独立して執筆活動をはじめ、現在に至る。著書、翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)