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アルコホーリクス・アノニマスの歴史 酒を手ばなした人びとをむすぶ

出版社名 明石書店
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7503-5076-9
4-7503-5076-1
税込価格 3,850円
頁数・縦 608P 22cm

商品内容

目次

第1部 歴史(はじまり 一九三四年一一月〜一九三五年六月―酒をやめていないアルコール依存症者の限界
最初の成長 一九三五年六月〜一九三七年一一月―酒をやめたアルコール依存症者の限界
AAの独立 一九三七年一一月〜一九三九年一〇月―限界のなかに、全体性を見いだす
成熟を願うAA 一九三九年一〇月〜一九四一年三月―他者を求めて―AAが周知される時代
AA成熟への道 一九四一年〜一九五五年―アルコホーリクス・アノニマスの限界
成熟にともなう責任 一九五五年〜一九七一年―有限だからこそ生まれるAAの全体性)
第2部 解釈(米国史のより広い文脈で
宗教思想史の文脈で
AAの意味と意義)
補遺A AAと「絶対的存在」成長あるいは完成としての「霊的なもの」
補遺B 時が満ちて 一九七一年〜一九八七年―古い境界と新しい限界

著者紹介

カーツ,アーネスト (カーツ,アーネスト)   Kurtz,Ernest
ポーランド系米国人。高等教育を終えてカトリック司祭となったが、心理学と歴史学を学び直し、1978年にハーバード大学米国文化史学部において哲学博士号を取得した。古典となった『アルコホーリクス・アノニマスの歴史』のほか、ロングセラーの『不完全さを受け入れるスピリチュアリティ』、『スピリチュアリティを経験する』、『恥と罪』などの著作がある。アルコール依存に悩む人や、その家族、友人のための相談や、講演などを通しての啓発活動に従事しながら、ラトガース大学夏期学校アルコール研究学部や、アナーバーのミシガン大学自助グループ研究・知識普及センターにおいて、研究し、教鞭を執った。2015年に逝去
葛西 賢太 (カサイ ケンタ)  
上智大学グリーフケア研究所特任准教授、宗教情報センター研究員。博士(文学)。教員としての最初の赴任先の新潟でAAに出会い、25年を超すご縁をいただく。編著書多数
岡崎 直人 (オカザキ ナオト)  
日本福祉教育専門学校精神保健福祉士養成学科学科長。修士(Master of Arts)。国立武蔵療養所、国立久里浜病院にてアルコール依存症者とその家族を支援する精神科ソーシャルワーカーとして働き、さいたま市こころの健康センター(精神保健福祉センター)所長として定年退職。AA元常任理事、ワールドサービス評議員
菅 仁美 (スガ ヒトミ)  
Hazelden Betty Ford Foundation Center City Case Manager.修士(Master of Arts Addiction Studies)、ミネソタ州アディクションカウンセラー/LADC(Licensed Alcohol and Drug Counselor)。ひがメンタルクリニック、久喜すずのき病院にて精神保健福祉士として勤務後、2004年渡米(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)