• 本

平城京

角川文庫 時−あ40−12

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-04-109610-9
4-04-109610-3
税込価格 924円
頁数・縦 445P 15cm

商品内容

要旨

遣唐大使に逆らった咎で都を追放されていた阿倍船人は、兄・宿奈麻呂から重大な任務を告げられる。3年のうちに長安にも負けない新たな都を造営せよ―。新都造営は朝廷の権力者・藤原不比等による権力掌握計画の一環だった。計画が失敗すれば一族の命運は絶たれる。困難を極める工事に、政敵からの妨害工作。数多の試練を乗り越え、船人は計画を完遂できるのか?平城京造営に挑んだ青年の姿を描く、規格外の傑作歴史長編。

出版社・メーカーコメント

日本史最大級のプロジェクト! 長安にも負けない新たな都を造営せよ――遣唐大使の命に背き罰を受けていた阿倍船人は、突如兄から重大任務を命じられる。立ち退き交渉、政敵との闘い……。数多の困難を乗り越え、青年は任務を完遂できるのか。直木賞作家が描く、渾身の歴史長編!

著者紹介

安部 龍太郎 (アベ リュウタロウ)  
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専機械工学科卒。図書館司書を経て90年『血の日本史』で衝撃的なデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、13年『等伯』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)