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フーコー研究

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-00-061461-0
4-00-061461-4
税込価格 17,600円
頁数・縦 570P 22cm

商品内容

要旨

実証的研究と哲学的考察を交差させ、人文科学への歴史的批判を展開したミシェル・フーコー(1926‐1984)。その巨大な思想圏は今なお世界の人文・社会系諸学において避けて通れない参照項であり、重要性はますます高まりつつある。『コレージュ・ド・フランス講義』『肉の告白』(「性の歴史」第4巻)をはじめとする死後刊行された資料を踏まえつつ、現在の知見に照らしてフーコーの仕事総体を多角的に解明、人文科学批判の意義を問い直す。

目次

1 安全/科学/セクシュアリティ
2 啓蒙/批判/主体
3 言語/文学/芸術
4 狂気/人間/精神分析
5 運動/権力/(新)自由主義
6 真理体制/統治性/資本
7 パレーシア/神/倫理

出版社・メーカーコメント

死後35年余、ますます重要性を増すミシェル・フーコー。実証的研究と哲学的考察が交差するその巨大な思想圏を、現在の人文科学の観点から多角的に解明する。京都大学人文科学研究所が主催、4年に渡る共同研究の成果を一挙収録。今後の人文科学において長く参照されうる強度をもった、フーコー研究の最前線にして到達点。

著者紹介

小泉 義之 (コイズミ ヨシユキ)  
立命館大学。専門は哲学、倫理学
立木 康介 (ツイキ コウスケ)  
京都大学人文科学研究所。専門は精神分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)