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日本SFの臨界点新城カズマ 月を買った御婦人

ハヤカワ文庫 JA 1491

出版社名 早川書房
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-15-031491-0
4-15-031491-8
税込価格 1,144円
頁数・縦 430P 16cm

商品内容

要旨

19世紀後半のメキシコ帝国。公爵令嬢が求婚者たちに要求したのは夜空に浮かぶ“月”の献上だった―婚姻のために月世界への技術開発競争が勃発する歴史改変SFの表題作ほか、ベーシック・インカムを扱った先進的作品「議論の余地はございましょうが」、人が架空人=フィクションになることを選んだ青春譚「雨ふりマージ」など全10篇を収録。膨大な活動を伴名練が纏め上げた解説3万字を併録する、著者初の個人傑作選!

出版社・メーカーコメント

3か月連続刊行の作家別傑作選第2弾。情報技術の未来を疾駆するポストサイバーパンクSFや改変歴史、青春小説など多彩な傑作集

著者紹介

新城 カズマ (シンジョウ カズマ)  
小説家・架空言語設計家。有限会社エルスウェア顧問。柳川房彦名義でグランドマスターをつとめたメイルゲーム「蓬莱学園」ワールドを小説化した『蓬莱学園の初恋!』でデビュー。2005年刊行の『サマー/タイム/トラベラー』(ハヤカワ文庫JA)で第37回星雲賞日本長編部門を受賞した
伴名 練 (ハンナ レン)  
1988年生、作家。著書『なめらかな世界と、その敵』(早川書房)、『少女禁区』(角川ホラー文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)