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極上のおひとり死

SB新書 553

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-8156-1148-4
4-8156-1148-3
税込価格 990円
頁数・縦 227P 18cm

商品内容

要旨

わたしがもし、自宅で死んだとしたら、ひとり暮らしなのできっと「孤独死」と言われるだろうが、わたしは、「おひとり死」と言われたい。人からみてどんなにみじめな死に方でも、本人が自分の生き方を貫いたのであれば、それは、孤独死ではない。そのようなわびしい言い方は、今まで人生を頑張ってきた故人に対して失礼である。ひとりの人の死は「孤独死」ではなく、「おひとり死」だ。日本の超高齢社会を考えると、結婚しているとか、子供がいるとかの次元を超えて、「おひとり死」がこれからの普通の死に方になるだろう。

目次

1章 ひとりで死ぬ時代がついに来た
2章 えっあの人が亡くなった?―ひとりで逝く幸せ
3章 「孤独」こそ「おひとり死」を極上にする
4章 「おひとり死」を成し遂げた人から学ぶこと
5章 おひとり死を成功させるための人間関係
6章 人に迷惑をかけずに、きれいさっぱり死にたい人のために

著者紹介

松原 惇子 (マツバラ ジュンコ)  
1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジにてカウンセリングで修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーとなる。女性ひとりの生き方をテーマに執筆、講演活動を行っており、1998年には、おひとりさまの終活を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)