• 本

父親になるということ

ちくま文庫 ふ29−21

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-480-43784-6
4-480-43784-3
税込価格 880円
頁数・縦 292P 15cm

商品内容

要旨

教育者として知られる著者は、自分の子どもをどう育ててきたのだろうか。会社でのルールやリズム、大人の常識や思い込みを、家庭や子育てに無意識に持ち込んで子どもを犠牲にしていないだろうか―常に自問自答を続ける、成熟社会(=正解のない時代)の父親像を示した話題の書。文庫版特典は、宮台真司氏の書き下ろし。「人生の教科書」コレクション第8弾、シリーズ最後を飾るのは「父親の教科書」。

目次

序章 ロンドンにて
1章 プレストン通りの12月
2章 退学の日、誕生の日
3章 ハハジンを探しに
4章 パワー先生の通信簿
5章 父の勘違い
エピローグ 帰還
文庫版特典エッセイ・子育てによる「親育ち」(宮台真司)

出版社・メーカーコメント

大人の常識を持ち込んで子供を犠牲にしていないか? 自問自答しながら「子供好きの大人」から「父親」になろうとした悪戦苦闘の記録。解説 宮台真司

著者紹介

藤原 和博 (フジハラ カズヒロ)  
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016〜18年、奈良市立一条高等学校校長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)