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駒場の七つの迷宮

文春文庫 こ35−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-16-792030-2
4-16-792030-1
税込価格 1,012円
頁数・縦 415P 16cm

商品内容

要旨

1980年代の東大駒場キャンパス。新興宗教系サークルに所属する東大生・葛城陵治の前に現れた鈴葦想亜羅は、複数の宗教をかけもちして、天才的な勧誘活動を行なう“勧誘女王”だった。やがて想亜羅も入会した葛城たちのサークルと反カルトの学生たちとのいさかいの中、駒場寮で殺人事件が発生する。犯人は想亜羅なのか?

著者紹介

小森 健太朗 (コモリ ケンタロウ)  
1965年、大阪生まれ。1982年、史上最年少の16歳で、処女作『ローウェル城の密室』が第28回江戸川乱歩賞最終候補作となる。1989年、東京大学文学部哲学科を卒業。同大学院教育学研究科博士課程に進む。1994年『コミケ殺人事件』で本格デビュー。2008年『探偵小説の論理学』で第8回本格ミステリ大賞評論・研究部門賞、2010年『英文学の地下水脈』で第63回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)