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ほんのいえ宮脇書店越谷店のレビュー |
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掲載レビュー全610件 |
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NHKガッテン!よりぬき新常識 | ||
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“ガッテン ガッテン”しながら読んでください。ご存知NHKの人気番組「ガッテン」のよりすぐりのネタがぎっしりつまっています。番組はリニューアルして、さらにパワーアップ。健康、食、病気予防といった永遠の気になるテーマはもとより、よりヘルシーに、もっと美味しくといったシアワセになるための新知識にあふれています。家族みんなで読める一冊です。 (2017年01月09日) | ||
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恋のゴンドラ | ||
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人気に応えて、東野圭吾がふたたび白銀の世界を舞台に読ませてくれます。ひと味ちがった恋愛小説でしょうか。とにかくグイグイ読めせてくれます。ワクワク感や、疾走感がたまらない。ひねりやどんでん返しのトリックものもいいけれど、こんな東野作品もアリです。雪山シリーズはまだまだ続く勢いです。 (2017年01月08日) | ||
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メビウス1974 | ||
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堂場瞬一の書き下ろし傑作エンタテインメント。1974年とは…長嶋茂雄が引退した年、そして企業の連続爆破事件が起きた年。ここから全てが始まった。かつての同志が複雑な運命の糸にたぐり寄せられて、42年を経てふたたび東京に集った。誰が味方で、誰が裏切り者なのか。最後までわからない。極上のハードボイルド小説の雰囲気を漂わせつつも、ラブストーリーも感じさせる。長編を長く感じさせない作品だ。 (2017年01月08日) | ||
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継続捜査ゼミ | ||
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警察小説といえば今野敏。その新作を待ちわびているファンも多い。今回はちょっと風変わりな警察もの。元刑事と現役女子大生が過去の未解決事件を解決するストーリー。平行して解決するキャンパス内で起こる小事件の解決も実におもしろい。あり得ない設定かもしれないが、十分なリアリティがあるのも今野マジックのなせるワザ。読み物として、楽しませてくれる。 (2016年11月20日) | ||
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十二人の死にたい子どもたち | ||
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「天地明察」で本屋大賞、吉川英治文学新人賞を受賞して、一躍脚光を浴びたウブカタトウの初の本格現代長編ミステリー。注目せずにはいられない。登場人物たちの若さゆえの苦しみやきらめきが全編をつらぬいている。単なる推理小説枠にとらわれないストーリーテラーぶりを発揮している。メディアでも取り上げられた注目の一冊。多ジャンルに活躍する作者の、新境地がここに開かれた。 (2016年11月20日) | ||
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危険なビーナス | ||
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人気作家、東野圭吾の最新長編。書き下ろしというのだから注目必至!真相に近づいているのかどうか、予想のつかない展開は、ラストまで読めないまま、ジリジリと読者を引きずりこんでいきます。ひとクセもふたクセもありそうな登場人物たちが、物語を複雑にもし、ミステリアスにも仕立てていく。最新作がでるたびに、読者に驚きをあたえる東野のストーリーテラーぶりはあっぱれ。終始、ストーリーをひっぱる魅力的な女に誰もが翻弄されていくさまがおもしろい。 (2016年10月03日) | ||
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海の見える理髪店 | ||
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最新の大155回直木賞受賞作。オトナのための珠玉の家族小説。粒立った6編はどれもが心の奥底に届いてくる。生きることのはかなさやせつなさ、なにかを失うことの痛み、そして訪れるささやかな喜びなど、心に静かに語りかけてくる。数々の受賞暦で裏打ちされた筆者の堅実な筆力は、読むものを確実に物語の世界へと引きずり込んでいく。あなたは、どの短編がお好みでしすか。 (2016年09月13日) | ||
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アンマーとぼくら | ||
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作者の有川浩氏自らが"これは、現時点での最高傑作です"と言い切ったこの物語。沖縄を舞台に、家族愛にあふれあふれた作品となっている。有村作品独特のファンタジックさを漂わせながら、沖縄を十分に堪能もさせてくれる。「自衛隊三部作」や「図書館戦争シリーズ」「県庁おもてなし課」など、じつにさまざまな引き出しをもつ作家に、目が離せません。 (2016年09月12日) | ||
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コンビニ人間 | ||
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話題の最新芥川賞受賞作がこれだ。あまりに日常的で、軽やかとも思えるコンビニが舞台だが、内容は結構、現代社会の深いところを、ググッとえぐり、刺し込んでくる。著者は、群像新人文学賞優秀作でデビューし、野間文芸新人賞、三島由紀夫賞を受賞した、知る人ぞ知る書き手。「芥川賞ってさあ」と食わず嫌いの読者も、絶対に満足できる受賞作。 (2016年09月12日) | ||
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遊園地に行こう! | ||
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真保裕一の大人気「行こう!」シリーズ最新作。"デパートへ行こう!""ローカル線で行こう!"に続く第三弾は、キセキ的に復活した"遊園地"。ここを舞台に、魔女が現れるというのだから、ちょっとしたミステリーの予感。作家生活25周年記念作品として、読むものに、まさに元気を送り届けてくれる。じつにひきだしの多い作家ですね。まだまだシリーズは続きますよ。行こうシリーズで、猛暑を乗り切ろう。 (2016年08月07日) | ||
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帰郷 | ||
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戦争を知らない私たちは読まなくてはならない。浅田次郎が「いまこそ読んでほしい」と力をこめた戦争小説。全6編からなる反戦小説集である。戦争に翻弄され、昭和を生きた普通の人々の目線で、風景をひとつひとつていねいに描き出す。長編であっても短編であっても、人情を描く名人芸はこのうえない。終戦の夏、読むべき一冊にあげたい。 (2016年08月07日) | ||
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希望荘 | ||
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大人気作家の宮部みゆき作品のうち、その中でもひと際人気を誇る「杉村三郎シリーズ」の第4弾がでた。現代ミステリーが4つの中短編で構成される。主人公の杉村が独身となって、心機一転、私立探偵事務所を始める。どの作品も、宮部ならではの味わいにあふれる。まずはこの希望荘から読み始めても大丈夫。これまで杉村シリーズを読んだことのない読者も、きっととりこになりますよ。 (2016年08月07日) | ||
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ポーラースター ゲバラの覚醒 | ||
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異色の長編4部作がここにスタートした。「チーム・バチスタの栄光」シリーズでベストセラー作家の地位を不動のものにした海堂尊が、新境地の長編4部作に挑むその第一弾。主人公はカリスマ的英雄として名高いキューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ。彼の奔放なる青春篇だ。ここにゲバラの原点が描かれている。ゲバラの名前は知っていても、何を成し遂げたのか、どんな英雄なのかを知らない人は多くないかもしれない。そんな興味にこたえてくれるだろう。親友と南米大陸縦断のバイク旅行で彼が見た風景、出会った人々、ただよう空気が、彼を革命へと導いていったのか。2019年の完結まで、注目を続けたい。 (2016年08月07日) | ||
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真贋 | ||
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やっぱり警察小説がおもしろい(もちろん読み物としてです)。人気作家今野敏の萩尾警部補シリーズの最新作がこれだ。ベテランと部下の女性刑事の盗犯担当、職人ワザで知られる常習窃盗犯、変わり者の知能犯担当刑事が、それぞれのプロ?の威信にかけて事件は動く。・・・が、二転三転と仮説は崩れていく。今野作品独特のリアリティあふれるテンポ感のいいセリフ運びが読む者をイッキにひきこんでいってしまう。 (2016年08月07日) | ||
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掟上今日子の婚姻届 | ||
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エッ!!と、タイトルに驚いたファンは飛びつくはず。ご存知ナゾの美貌探偵、掟上今日子さんが登場する"忘却探偵シリーズ"最新作がでた。眠るたびに記憶が消えるという今日子ならではの探偵劇。新垣ゆいさんが主演でTVドラマでも話題になった記憶も新しいところ。これまでとはちょっと雰囲気がかわった展開もあり、ちょっとずつ今日子さんの過去にもふれているあたり、今作品ははずせない。 (2016年06月19日) | ||
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世界の果てのこどもたち | ||
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戦中戦後の混乱の中の、日本、中国が舞台。激動の時代を生き抜いた3人の女性の物語。出会った頃の3人は、お互いがどかからきたか、どこの国籍かもわからないまま。それでも3人は時代の流れに翻弄されながらも、どこかで深くつながりながら生きてきた。私たちは、そう遠くない過去に起きた出来事をどこまで知っていっただろうかという思いにさせられる。知っていそうで知らなかった歴史を感じずにはいられない物語です。 (2016年06月19日) | ||
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ポイズンドーター・ホーリーマザー | ||
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待ちに待った湊かなえ最新作!圧巻の短編6作である。数々の作品映像化でヒットメーカー、もはやビックネームの湊かなえが、ある意味"原点回帰"したような作品。人の心のウラのウラ、いやそのまた裏までえぐりだす作品群。久しぶりということで、期待が大きくても、十分に応えてくれる。どれがお好みかは、さて?ご一読あれ。ファンはもちろんのこと、湊作品をここからスタートするのもオススメです。湊ワールドへいざないます。 (2016年06月19日) | ||
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それってキセキ GReeeeNの物語 | ||
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デビュー10周年を迎えたGReeeeN。ミリオンセラーアーティストまで上りつめながらも、今なお、そのプロフィールは明かされていない。そんな彼らを4年間取材し続けて綴られたのがこの青春物語。作者の小松成美はノンフィクション作家として、スポーツや芸術などの幅広い分野で活躍している。曲が出来上がるまでのストーリーも描かれている。GReeeeNの歩んできた青春を彼らの音楽を流しながら読んでみてください。なんか生きる勇気がわいてきます。 (2016年05月05日) | ||
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昭和天皇実録 第7 | ||
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宮内庁書陵部によって24年の歳月をかけて編修された貴重な実録本。激動に激動を重ねた昭和の時代の天皇の、幼少期からのありのままの姿が生き生きと伝わってくる。これまで知らなかった歴史を学ぶ喜びを感じさせてくれる。全18冊の刊行は少しずつ進んでいく。今回は第5〜第7で、即位礼から226事件あたりまでの天皇27歳から38歳までのまさに激動期である。たっぷりの読み応え十分の内容です。 (2016年05月01日) |
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バラカ | ||
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震災で原発が爆発してから5年の時が過ぎた。ただ、これは震災をテーマにしたただの小説ではない。人間がかかえる"闇"や"負"といったものを描かせたら桐野夏生の右に出るものはいないかもしれない。壮大なスケールをもったダークロマン小説。ストーリーは次から次へと思わぬ展開を見せていく。震災から5年が経ったこのとき、私たち生かされている者たちが読むべき作品かもしれない。 (2016年03月13日) | ||
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