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ほんのいえ宮脇書店越谷店のレビュー

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掲載レビュー全610件
 
カエルの楽園
百田尚樹/著
新潮社
税込価格  1,430円
 
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カエルの楽園
おすすめ度:
カエルが主人公の童話かな?いや違います。これは、かつてないスケール感をもった寓話なのです。こんな小説は、かつてなかったでしょう。ベストセラー作家の百田尚樹氏が、みずからが"私の最高傑作だ"と断言した衝撃の問題作。日本社会に向けた壮大にして緻密な風刺小説は、笑えるけれど実に恐ろしい。メルマガ連載中から話題になっていましたが、出版化されたことで、さらに大きな話題となるでしょう。読んで、考えましょう。この国を、この社会のことを。 (2016年03月13日)
浮雲心霊奇譚 〔2〕
妖刀の理
神永学/著
集英社
税込価格  1,320円
 
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浮雲心霊奇譚 2
おすすめ度:
神永ファン待望、お待ちかねの「心霊探偵八雲」のルーツを描く連作作品3編が収められている。異能の謎の男の“赤い瞳”で、幕末の江戸に起こる怪事件をといていく。神永学ワールドの心霊ミステリーは、時代小説にして、一級の現代ものエンタテインメント小説である。作者自身が天然理心流を学んだというだけあって、映像のイメージにリアリティがある。まだまだ続く、それでもどう展開していくか、わくわくさせるシリーズ。目を離さないで、追っかけていきたい。 (2016年02月21日)
お伊勢まいり
新・御宿かわせみ
平岩弓枝/著
文藝春秋
税込価格  1,320円
 
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お伊勢まいり
おすすめ度:
きれいな表紙絵に思わず手にとってしまう一冊。ご存知、平岩弓枝作品で、いまや国民的時代小説シリーズ「御宿かわせみ」の最新刊。しかも初の長編とあれば、読まずにはいられません。時は江戸、品川を発った一行が、のどかな街道風景を楽しみつつも、怪事件と出くわしていくのです。大人気シリーズにして、ここで大きな節目を感じさせる本作です。巻末の地図で東海道から伊勢路をたどりながら、作中人物とともに、お伊勢まいりにでかけてください。 (2016年02月21日)
つまをめとらば
青山文平/著
文藝春秋
税込価格  1,650円
 
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つまをめとらば
おすすめ度:
直木賞受賞作はコチラ。待ってました!松本清張賞、大藪春彦賞を受賞し、直木賞候補も経験済みの実力十分の作者が放った、読み応え十分の武家モノ傑作時代小説だ。
「時代小説はちょっと・・・」という方にも、ぜひおすすめしたい。読みやすさが秀逸です。時代小説の新旗手がはなつこれからの青山文平作品が楽しみ。江戸情緒にどっぷりとつかってください。なんとなく笑いがこみあげてくるあたりもこの作品の魅力かも。この作品がきっかけで、時代小説の虜になるかもしれませんよ。 (2016年02月02日)
死んでいない者
滝口悠生/著
文藝春秋
税込価格  1,430円
 
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死んでいない者
おすすめ度:
芥川賞最新作。ここのところの芥川賞の注目に、しっかりとこたえる作品だ。著者は前回のノミネートから大きくステップアップして、今回の受賞にふさわしい作品となっている。ストーリーは“葬式の一日”がベースとなっているが、けっして陰鬱さは無く、むしろ独特のユーモアも散りばめられていて、不思議な映像的な気分にもさせてくれる。早読みではなく、じっくりとゆっくりと言葉をかみしめながら、読み進めていただきたい作品。今回の芥川賞もなかなかの注目です。 (2016年01月31日)
異類婚姻譚
本谷有希子/著
講談社
税込価格  1,430円
 
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異類婚姻譚
おすすめ度:
話題の芥川賞最新受賞作。本読みの間では、いつか受賞するだろうと、ささやかれていた本谷有希子が、取るべくして獲得した。著者は劇団を旗揚げして、演劇界では早くから注目を集め、戯曲でも鶴屋南北戯曲賞を史上最年少で受賞するなど、その才能をいかんなく発揮していた。その勢いは止まらず、文学界でも野間文芸新人賞にはじまり、大江健三郎賞、三島由紀夫賞など名だたる賞を総ナメにしているスゴイ作家です。
文芸、純文学のおもしろさ、奥深さを堪能できます。 (2016年01月31日)
人魚の眠る家
東野圭吾/著
幻冬舎
税込価格  1,760円
 
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人魚の眠る家
おすすめ度:
日本を代表する稀代のストーリーテラーの東野圭吾の作家デビュー30周年記念にふさわしい書き下ろし作品が発刊された。早くも話題騒然となっている。息苦しいまでの重いテーマ。生きるとは何か、死とは何かと問いかけられながら読むものを吸い込んでいく。ここにはトリックは描かれていない。だが、脳死、延命治療、移植などの問題をしっかりと見つめなおした骨太なミステリは、やはり東野作品だからこそといえる。 (2016年01月04日)
ニュートリノで探る宇宙と素粒子
梶田隆章/著
平凡社
税込価格  1,980円
 
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ニュートリノで探る宇宙と素粒子
おすすめ度:
宮脇書店越谷店にお越しのみなさんご存知ですか?栄えあるノーベル物理学賞の梶田先生はナント越谷市民なのですよ!!!この名誉ある大先生が、とってもとってもむずかしそうな"ニュートリノ"を、とってもわかりやすく説いてくれています。普段は縁のない分野のお話でも、こんな時じゃないと、いやこんな時だからこそ、読んでみましょう。新しい発見と出会える一冊ですよ。 (2016年01月04日)
下町ロケット 2
ガウディ計画
池井戸潤/著
小学館
税込価格  1,650円
 
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下町ロケット 2
おすすめ度:
これぞ池井戸作品の勧善懲悪モノの真骨頂!!文句なしの面白さ!直木賞受賞作の待望の続編版。佃製作所の新たな挑戦がはじまった。期待を裏切らない読みごたえで、長編ながらイッキ読みさせてしまう。ホロリとさせてくれると思いきや、思いっきり笑わせてくれる。この本が原作のテレビドラマも話題をさらって大ヒット。ハラハラドキドキしながら、ページをめくっていってください。 (2016年01月04日)
きのうの影踏み
幽BOOKS
辻村深月/著
KADOKAWA
税込価格  1,650円
 
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きのうの影踏み
おすすめ度:
人気の直木賞作家の最新作は短編の怪談集。書下ろしを含めた13篇がお目見えだ。守備範囲が広い辻村作品の中でも、ファンからは"待ってました"と、特段の声が聞こえてきそうな出来栄えだ。何が怖い?、怖いって何?って思わず考えてしまう。本の醍醐味を感じてほしい。最高のエンタテインメント作品だ。 (2015年11月17日)
君の膵臓をたべたい
住野よる/著
双葉社
税込価格  1,540円
 
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君の膵臓をたべたい
おすすめ度:
ちょっとショッキングな題に、どんな内容なの?と誰もが首をかしげるだろう。中身は青春ストーリーといっていいだろうか。偶然に拾ったクラスメイトが綴った日記帳から話ははじまる。なにやらなんとも言いがたい"せつなさ"が漂っている。最後までイッキ読みしてしまう。デビュー作とは思えない、密度が濃い出来栄えとなっている。面白い作家さんがあらわれた。今後も期待したいが、まずはこの一作にふれてもらいたい。 (2015年11月17日)
うずら大名
畠中恵/著
集英社
税込価格  1,430円
 
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うずら大名
おすすめ度:
待ってましたの畠中恵の最新作。痛快時代小説がこれ。妙な因縁で再開したふたりの男と一羽のうずらが、江戸の難事件に巻き込まれていく。「しゃばけ」「まんまこと」シリーズで、ファンをつくった畠中ワールドに、またどっぷりとつかってください。古地図を眺めながら、秋の夜長に時代小説を読むなんていかがでしょうか。なかなか粋なものですよ。オススメの一冊。おまけもアリですよ。

(2015年11月14日)
世界から戦争がなくならない本当の理由 戦後70年の教訓
池上彰/著
祥伝社
税込価格  1,540円
 
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世界から戦争がなくならない本当の理由
おすすめ度:
毎日のように流れる争いのニュース。今日も世界のどこかで戦争が、そしてテロが起きている。くり返しくり返し。人はそして国は、なぜ、争うことをやめられないのか。戦争によって、どれだけの大きな悲しみがもたらされるのかを、誰もが知っているはずなのに。そんな誰もが思う疑問に池上さんが答えてくれている。知らなかったことばかり。知ってもいても本当の意味がわからないままのことだらけ。理由がわかっても、戦争は起こしてはならない。戦争はだめだ。だから、どうしたら戦争がなくなるのかを読みながら、真剣に考えたい。 (2015年11月14日)
掟上今日子の遺言書
西尾維新/著
講談社
税込価格  1,375円
 
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掟上今日子の遺言書
おすすめ度:
西尾維新看板シリーズの“忘却探偵シリーズ”の勢いが止まらない!勢いに乗って、ドラマ化。新垣結衣ちゃん扮する主人公の掟上今日子は、切れ者の探偵ながら、眠ると記憶が消えてしまうという、これまでにない設定。恋心ちょっぴりの青年からの思いも、届かないまま。さわやかに、あざやかに難事件を解決する展開は愉快である。今日子をとりまく、個性的な仲間も魅力的。まだまだ続く人気に、乗り遅れないように。どこから読みはじめてもオーケーです。 (2015年11月14日)

東山彰良/著
講談社
税込価格  1,760円
 
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おすすめ度:
文句なしの直木賞に輝いたのがこれだ。1970年代の台湾を舞台に、激動の世を生きた青年の青春ミステリーである。読み応えのあるしっかりとした直木賞作品が決まるのは本読みにとってうれしい。台湾や中国の歴史をちょっと理解していると、歴史小説としての醍醐味も味わえる。家族愛や歴史を、本を読むことで考えさせてくれる逸品である。
次代に残る小説となるだろう。 (2015年09月22日)
若冲
澤田瞳子/著
文藝春秋
税込価格  1,760円
 
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若冲
おすすめ度:
18世紀、京都を舞台にしたひとりの絵師の生涯が描かれている。“奇想の画家”として名をはせた伊藤若冲はその作品こそ有名でありながら、ここまで興味深く描いた小説はなかったであろう。時代小説の実力派書き手として澤田瞳子の評価は、この作品によってさらに高められたといっていいだろう。まるで映像が浮かんでくるような錯覚を感じながら、ストーリーは展開してくる。日本人として、知っておきたい、そんな気がしてくる画家の物語である。 (2015年09月22日)
教団X
中村文則/著
集英社
税込価格  1,980円
 
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教団X
おすすめ度:
日本の現代文学に本格的な小説が登場した。反響が反響をよび、世界各国での発刊が予定されているほど。中村文則の圧倒的な筆力が500ページを超えるスケールを貫き通す。人間の善と悪をあばき、理性と感性をむき出しにする。目をそむけずに、ページをめくり進めてほしい。読後にはこれまでに味わったことのない世界観が待っている。 (2015年09月22日)
ジョコビッチの生まれ変わる食事 あなたの人生を激変させる14日間プログラム
ノバク・ジョコビッチ/著 タカ大丸/訳
三五館
税込価格  1,540円
 
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ジョコビッチの生まれ変わる食事
おすすめ度:
今は間違いなくテニス界のトッププレイヤーとして君臨するジョコビッチ。圭くんを応援する私たちも、悔しいけれど彼の強さを認めずにはいられない。その絶対的な強さを誇るジョコビッチをつくり、支え続けている秘密が食生活にあった。その内容がつぶさに書かれている。アスリートはもちろんのこと、だれもが参考にできるというか、参考にすべき食への心得が書かれている。
あわせて、ジョコビッチの自伝的要素も強いこの本からは、彼の真摯な人柄が伝わってきて、より高感度アップだ。 (2015年08月09日)
マインド
今野敏/著
中央公論新社
税込価格  1,760円
 
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マインド
おすすめ度:
今野敏の警察小説とあらば、読まずにはいられない。はじめは何の関連性もないように思われた都内で起きた同日同時刻に起きた事件そして自殺。ささやかな疑念を晴らすために執念深く隠れた犯罪を暴く。ナゾを追う女性心理捜査官とそれをささえる刑事。
思いもかけない展開に読者心は引き込まれずにはいられない。
今野の警察小説の魅力は、独特のテンポ感にあるように思う。まったくかかわりのないように散らばった点が、次々と結び付けられ、線となっていくイメージがたまらない。 (2015年08月09日)
頂点への道
錦織圭/著 秋山英宏/著
文藝春秋
税込価格  1,705円
 
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頂点への道
おすすめ度:
毎日のように流れる、圭くんのニュース。これに一喜一憂する私たちには、さらに彼を深く知ることができる本が出た。世界のトップアスリートが現役のど真ん中で、こういった自身の書として発刊するのは、なかなか珍しい。怪我で苦しんだ頃からまさに今の彼をリアルタイムで感じることができる。今日も、彼のニュースが流れた。目が離せない。そして、最終ページのTo be continued・・・がまさに、進化し続ける圭くんの未来を感じさせる。みんなで応援しよう。 (2015年06月21日)

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