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漫画のすごい思想

出版社名 潮出版社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-267-02085-8
4-267-02085-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 332P 20cm

商品内容

要旨

政治の季節からバブル崩壊まで、漫画は私たちに何を訴えてきたのか。つげ義春、赤瀬川原平、永井豪、バロン吉元、ますむらひろし、大島弓子、岡崎京子…すべては1968年に始まった!

目次

杉浦茂への回帰―佐々木マキ
花と山姥―林静一
生という病い―岡田史子
なぜに陽気な胸の中―つりたくにこ
海辺の惨劇―つげ義春
見てはいけない母親―滝田ゆう
生の摩滅―楠勝平
宇宙とは遊戯である―タイガー立石
お座敷と野次馬―赤瀬川原平
自己解体を索めて―宮谷一彦〔ほか〕

著者紹介

四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ)  
1953年大阪府箕面に生まれる。映画史・比較文化研究家。詩人。エッセイスト。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。明治学院大学教授として長らく映画史を講じた後、現在は研究と執筆活動に専念。コロンビア大学、ボローニャ大学、清華大学、テルアヴィヴ大学などで客員教授・研究員を務める。『映画史への招待』でサントリー学芸賞。『翻訳と雑神』『日本のマラーノ文学』で桑原武夫学芸賞。『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞。『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)