• 本

火を吹く朝鮮半島

SB新書 666

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-8156-2682-2
4-8156-2682-0
税込価格 990円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

いま、朝鮮半島にかつてない緊張が走っている―。韓国は南北軍事合意の全面停止を発表し、ロシアのプーチン大統領は北朝鮮を訪れた。金正恩は世界の戦争を注視し、虎視眈々と攻撃の機会を窺っているという。東アジアに危機が迫っている。私たちは、権威主義国家といかに向き合うべきなのか?日本を代表する社会学者が東アジアの情勢をわかりやすく解説し、混迷する世界で日本が進むべき道を明快に指し示す。

目次

第1章 北朝鮮の正体(権威主義的独裁国家
マルクス主義と独裁国家
大日本帝国の置き土産
北朝鮮の恐ろしい本質)
第2章 金正恩は何を考えているのか(半島統一のシナリオ
金正恩の決断
金正恩の生き残り戦略
北朝鮮の必勝シナリオ)
第3章 台湾有事と朝鮮半島(台湾有事は絶好のチャンス
アメリカが台湾を守れないとき
笑いが止まらぬ金正恩)
第4章 ポスト日米同盟の時代(日米安保条約が機能しない
安全保障と日本の選択
西側同盟とは何か
核レンタルというオプション)
第5章 北朝鮮はいかに崩壊するか(金王朝の脆弱さ
金王朝が倒れる条件
北朝鮮の解体シナリオ
北朝鮮の再建プランを考える)

著者紹介

橋爪 大三郎 (ハシズメ ダイサブロウ)  
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館リベラルアーツセンター共同センター長、東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)