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私たちの戦争社会学入門

未来のわたしにタネをまこう 08

出版社名 大和書房
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-479-39447-1
4-479-39447-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 295P 19cm

商品内容

要旨

歩兵と民主主義?冷戦と消費社会?侵略と福祉?歴史と社会の解像度が劇的に上がる。人の本質が凝縮された戦争講座スタート!

目次

誰が戦うのかという問い 最もやっかいな公共問題
誰が戦ってきたのか(近代以前) 歴史を作ってきた問い
誰が戦ってきたのか(近代以降) 民主主義、奴隷、傭兵
戦争論としての社会思想 マキャベリ、ホッブズ、ロック、ルソー
20世紀の戦争(第一次・第二次大戦) 総力戦がはじまる
20世紀の戦争(冷戦/熱い戦争) 核、冷戦、消費社会
21世紀の戦争 「これは戦争なのか?」
近現代日本社会と戦争 その特異さはどこからくるのか
女性と戦争・軍事 戦争・軍事は、女性を差別しない(する?)
軍事社会学とはなにか 不必要だが、不可欠なものとしての軍事
現代軍隊としてみる自衛隊 その誕生と矛盾について
「わからない」から「やっぱり、わからない」へ 建設的な議論のために

出版社・メーカーコメント

戦争を知ると、歴史と社会への解像度が激変する!古今の戦争を振り返りながら、「誰が戦ってきたのか」「それによって何が失われ、何が作り出されてきたのか」を深堀していく。そのほか、最先端の戦争は従来と何が違うのか、自衛隊と9条の関係をどう考えればいいのか、戦争体験者がいなくなって以降どう伝承していくのか・・・といった点を、社会学の知見を用いて、客観的・俯瞰的に解説します。

著者紹介

野上 元 (ノガミ ゲン)  
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。1971年、東京生まれ。専門は歴史社会学。一橋大学社会学部を卒業後、東京大学大学院人文社会系研究科で博士(社会情報学)。日本女子大学助手や筑波大学准教授を経て、現在は早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修や大学院教育学研究科社会科教育専攻で社会学を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)