• 本

103歳の食卓 母とつくり上げた卓上クッキング

出版社名 プレジデント社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-8334-4057-8
4-8334-4057-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 127P 21cm

商品内容

要旨

歩く、立つが不安でも料理を続ける暮らし方とすぐに使える厳選レシピ42点。

目次

第1章 103歳は料理の積み重ね(小さなまな板にペティナイフ、そして一人用ホットプレート。調味料はコンパクトにまとめて食卓にセット。これで卓上クッキングの準備完了!
母の好物は、ステーキと赤ワイン
胡麻、海苔、豆、ナッツ…いつも身近に置いて食べていた「まごわやさしい」が、長寿の原点
野菜も大好き 野菜から食べるベジファースト
シャキシャキ、カリカリしっかりと噛む食べ物が好き
「モミモミ」で握力をつけよう!
袋を使った「モミモミ調理」で副菜つくりおきこれが母の得意技)
第2章 日常を楽しみ人を愛する心言行(朝は自転車漕ぎから始まり、一日の生活を楽しむ
パタカラ パタカラ
母は話し好き
体操教室と書道教室 曜日を決めて外出することも楽しんだ
身だしなみを整えるのが朝の日課 月に一度の髪と肌のお手入れも楽しみの一つ
「ボケたくなければ料理をつくる」母は見事に100歳までやり遂げた)

出版社・メーカーコメント

この本は、母と娘の最初で最後の共同作業かもしれません。母は令和3年12月に、103年の寿命をまっとうしました。私も70歳になり、もう若くはないことを実感するようになった今、100歳を超えてもなお自力で生活をしていた母の凄さに改めて感動を覚えるようになりました。母が大切にしていたのは料理をつくることです。台所に立って料理をするのがしんどくなってからは、食卓に座って料理をつくり続けました。母は自作の料理で毎日のように晩酌を楽しんでいました。こうやって母を思い返していると、「こういう人が、元気で長生きするのだ」と実感がわいてきます。楽しく健やかに歳を重ねるために、母が残したたくさんのメッセージを、みなさまにお伝えしていきたいと思います。

著者紹介

荻野 恭子 (オギノ キョウコ)  
料理研究家、栄養士、サロン・ド・キュイジーヌ主宰。ユーラシアをはじめ、65か国以上の国を訪れ、家庭や店で土地の料理を学ぶ。日本でつくれるレシピに置き換えて多くの雑誌や本で紹介している。塩ラバーであるが故、塩使いの達人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)