二十一世紀の荒地へ
出版社名 | 以文社 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-7531-0394-2
(4-7531-0394-3) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 429P 20cm |
商品内容
要旨 |
T・S・エリオットの『荒地』から、鮎川信夫らの「荒地」派詩人へ。20世紀の戦争を契機とした2つの〈荒地〉における問いを引き継ぎ、パックス・アメリカーナの拡大と終焉とともに、21世紀の歴史を批判的に読み解く。戦後の〈帝国〉の喪失のなかで、いかなる思想を立ち上げうるか、その可能性と限界に示唆を与える理論的達成。渡邉英理氏(『中上健次論』著者)を迎えての特別鼎談を終章として掲載。 |
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目次 |
序章 複数の「戦後」へと働きかける思考へ―鮎川信夫の死と詩的言語 |