天頂より少し下って
出版社名 | 小学館 |
---|---|
出版年月 | 2011年5月 |
ISBNコード |
978-4-09-386304-9
(4-09-386304-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 205P 20cm |
商品内容
要旨 |
奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全7篇。 |
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天頂より少し下って
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2011年5月 |
ISBNコード |
978-4-09-386304-9
(4-09-386304-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 205P 20cm |
要旨 |
奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全7篇。 |
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0100000000000032591645
4-09-386304-0
天頂より少し下って
川上弘美/著
小学館
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BK
出版社・メーカーコメント
<収録作品> ☆「一実ちゃんのこと」一実ちゃんは、「私、クローンだから」と言う。父がクローン研究に携わっていて、19年前亡くなった母を「母株」にして一実ちゃんは誕生したらしい。 ☆「ユモレスク」17歳のハナのイイダアユムに対するコイゴコロは見事に破れた。「私、玉砕?」。 ☆「エイコちゃんのしっぽ」「しっぽがあるんだ」とエイコちゃんは言った。エイコちゃんは女だけのガソリンスタンド、あたしは市場調査の会社で働いている。 ☆「壁を登る」母はときどき「妙なもの」を連れてくる。最初はおばさんとその息子。次におじいさん。三番目に五朗が来た。「何者?」と聞いたら「わたしの弟」と母は言う。 ☆「金と銀」治樹さんは泣き虫でのんびりしていた。彼とばったり出くわしたのは大学生のときだ。治樹さんは絵描きになっていた。 ☆「夜のドライブ」40歳のわたしは、ある日、母を誘って車で温泉に出かけた。旅館に泊り、真夜中、母がわたしを呼んだ。「ねえ、夜のドライブに行きたいの」。 ☆「天頂より少し下って」45歳の今まで、真琴は何人かの男と恋をした。今つきあっている10歳年下の涼は柔らかげな子だ。涼は真琴のことを「猛々しい」と言う。