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等伯 下

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-532-17114-8
4-532-17114-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 369P 20cm
シリーズ名 等伯

商品内容

文学賞情報

2012年 第148回 直木賞受賞

要旨

誰も見たことのない絵を―狩野派との暗闘、心の師・千利休の自刃、秀吉の世に台頭する長谷川派を次々と襲う悲劇。亡き者たちを背負い、おのれの画境に向かう。とこしえの真善美、等伯がたどりついた境地。

おすすめコメント

大事なのは理想の絵に近づくこと――信長の世から秀吉の世へ。絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。「松林図屏風」誕生の真相。

著者紹介

安部 龍太郎 (アベ リュウタロウ)  
1955年福岡県生まれ。久留米高専卒。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)