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大きな字で書くこと

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-00-061373-6
4-00-061373-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 149P 17cm

商品内容

目次

1 大きな字で書くこと(斎藤くん
大きな字で書くと
井波律子さんと桑原『論語』
森本さん
日本という国はオソロシイ ほか)
2 水たまりの大きさで(イギリスの村上春樹
「あらーっ」という覚醒
知らない人の言葉
フラジャイルな社会の可能性
大きすぎる本への挨拶 ほか)

出版社・メーカーコメント

簡単に一つのことだけ書く文章とはどういうものだったか.それを私は思い出そうとしている.私は誰か.何が,その問いの答えなのか.大きな字で書いてみると,何が書けるか.――発病後も書き継がれ,その死によって幕を閉じることとなった連載「大きな字で書くこと」(『図書』)を中心に,惜しまれながら急逝した著者が遺した最後のことばたちを収める.

著者紹介

加藤 典洋 (カトウ ノリヒロ)  
1948‐2019年。文芸評論家、早稲田大学名誉教授。著書に、『言語表現法講義』(岩波書店、1996年、第10回新潮学芸賞)、『敗戦後論』(1997年、ちくま学芸文庫、第9回伊藤整文学賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(2004年、朝日新聞社/講談社、両著で第7回桑原武夫学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)