茶室学講義 日本の極小空間の謎
角川ソフィア文庫 F141−1
| 出版社名 | KADOKAWA |
|---|---|
| 出版年月 | 2019年11月 |
| ISBNコード |
978-4-04-400519-1
(4-04-400519-2) |
| 税込価格 | 1,276円 |
| 頁数・縦 | 348P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
豪華絢爛な殿中の茶とは反対に、利休は戦場の仮設茶室としての「囲い」に惹かれ、たった二畳の待庵を建てた。火と土を閉じ込めた最小単位の空間で、利休は住まいの原型に立ち返ろうとしていたのではないか―。この試みは新しい住宅様式・数寄屋造につながり、近代以降、堀口捨己、白井晟一ら気鋭の建築家がモダニズムを取り込んで茶室をリヴァイヴァルしていく。磯崎新との茶室談義も収録。第一人者による新しい茶室の建築史。 |
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| 目次 |
第1章 茶室に目覚めたわけ |



おすすめコメント
二畳という極小の建築に、利休はすべてを封じこめた利休の「待庵」は二畳に土壁と炉のある、建築の極小単位だった。茶室の起源から建築家による現代の茶室までを辿り、自らも茶室を手がけ、藤森流茶室論を語る。最終章に磯崎新との茶室談義を収録。