
有栖川の朝
文春文庫 く17−6
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2008年1月 |
ISBNコード |
978-4-16-758106-0
(4-16-758106-X) |
税込価格 | 545円 |
頁数・縦 | 187P 16cm |
商品内容
要旨 |
人生は“配役”の問題だ。殿様面の大部屋俳優・安間安間と、馬鹿で酒乱で美貌の三十女・華ちゃん。二人を拾った老女“川獺のお月さん”は、彼等に王朝の衣装を着せ、ニセ華族さまの結婚でひと儲けをたくらむが…。実在の事件を題材に、可笑しくて切ない人間模様を絢爛豪華な筆致で描き出す、久世光彦最後の小説。 |
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