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不思議な宮さま 東久邇宮稔彦王の昭和史

文春文庫 あ66−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-16-790129-5
4-16-790129-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 494P 16cm

商品内容

要旨

「一億総懴悔論」で知られる東久邇宮稔彦王は、大東亜戦争終結直後、皇族としては史上唯一、総理大臣に就任した人物である。その生涯は破天荒で自由奔放、周囲を困らせる一方で、日本が戦争へ向かう中、皇族軍人として様々な思惑のもとに利用された。公私にわたる資料を読み解き、昭和史の一側面を浮かび上がらせた傑作評伝。

目次

生母と「弟」
やんちゃな少年
東久邇宮家新立
フランス滞在七年間
不毛な闘い
臣籍降下騒ぎ
側近たちの運命
昭和の動乱の中で
怪しい交際と大陸出征
幻の総理大臣
戦時下の防衛総司令官
五十日間の内閣総理大臣
享年百二

著者紹介

浅見 雅男 (アサミ マサオ)  
1947(昭和22)年、東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。皇族、華族を軸とする近・現代史の研究・執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)