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明治・大正・昭和軍隊マニュアル 人はなぜ戦場へ行ったのか

光文社新書 157

出版社名 光文社
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-334-03257-9
4-334-03257-5
税込価格 770円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

明治期から太平洋戦争期にかけて、軍隊にまつわる「決まり文句」の数々を収録した軍隊「マニュアル」とも呼ぶべき本が多数出版された。これらは、出征する兵士が住んでいる村の幹部たちが行った激励の演説、それに応えて彼ら入営者が行う挨拶などを収録したもので、当時の書店でふつうに売られていた。この軍隊「マニュアル」を読むと、軍隊という巨大な存在に対する当時の人々の迷いや不安、反抗心といった心のひだが透けて見える。本書は、徴兵・戦争という巨大な経験に、近代の人々がどう向かい合ってきたのかを、建前と本音の両面から、ひとつの通史として描く試みである。

目次

第1章 軍隊「マニュアル」の出現―明治一〇年代〜日清戦争期(徴兵令の通俗解説書
教科書による兵士教育 ほか)
第2章 発達・多様化する「マニュアル」―日露戦争期(英露に対する敵愾心の昂揚
朝鮮人に対する根深い猜疑心 ほか)
第3章 平和な時代の「マニュアル」―日露戦後〜大正期(なぜロシアに勝てたのか
「捕虜になるくらいなら死ね」 ほか)
第4章 どろ沼の戦争と「マニュアル」―日中・太平洋戦争期(なぜアメリカと戦争をしなければならないのか
戦争に勝つ見込みはどう説明されていたのか ほか)

おすすめコメント

入営の心得、出征兵士への送辞例・・・戦前数多く出版されながら歴史に埋もれたこれらのマニュアルから、当時の人々の真の戦争観を描き出す。

著者紹介

一ノ瀬 俊也 (イチノセ トシヤ)  
1971年福岡県生まれ。98年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。博士(比較社会文化)。現在、人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)