
むかし卓袱台があったころ
ちくま文庫 く6−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2006年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-42245-3
(4-480-42245-5) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 230P 15cm |
商品内容
要旨 |
かつての人気テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」では、卓袱台がもうひとつの主人公だ。食事どきや、団欒に卓袱台を囲み、ワイワイ、ガヤガヤ話し合った。卓袱台は、家族の歴史を知り尽くしている。あのころ確かにあった、家族たちのお互いへの思いや、近隣の人たちとの連帯は、いったいどこへ行ってしまったのか。大切なものの行方を探し、遠い日の記憶の中に佇む。敬愛する山本夏彦氏に依頼され「室内」に連載した随筆からは、真摯で繊細で照れ性な作家の姿が垣間見える。 |
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目次 |
1(願わくば畳の上で |