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世間学への招待

青弓社ライブラリー 22

出版社名 青弓社
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-7872-3196-3
4-7872-3196-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 232P 19cm

商品内容

要旨

「社会」との比較で、前近代的・非資本主義的・集団的・縁故的な人的ネットワークとされる「世間」。このネットワークは、日常生活に深く浸透している空気のような存在であるために、その実態の分析・解明は放置されてきた。しかし「世間の目」「世間体」という言葉に端的なように、われわれの生活・思想を規制するシステムとして、ときには差別的・暴力的に機能し、多くの弊害や軋轢を生みだしている。差別、経済構造、紛争解決の手段、日本語と美意識、日本の作家、対人恐怖、初誕生儀礼、異文化交流などの日常的・具体的な事例をキーワードに、その背後にある「世間」というシステムとわたしたちとの関係・構造を根底から捉え返す。

目次

第1章 世間と差別
第2章 「水」の構造―世間における紛争解決の手段
第3章 いま、なぜ世間なのか―戦後日本における経済社会構造の変容から
第4章 「中間的」共同幻想としての世間―わが国における対人恐怖の解明を通じて
第5章 法学における社会と世間のあいだ―法世間学序説
第6章 世間主義の思想―三重県下における初誕生儀礼をめぐって
第7章 ネパールの山村における社会、世間生活―NGOの経験をとおして
第8章 俳句とハイクと世間―西洋における俳句受容の一端から
第9章 わが国における作家と世間―日本における生活と思想の問題性

著者紹介

阿部 謹也 (アベ キンヤ)  
1935年生まれ。共立女子大学学長。専攻は西洋中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)