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歳月なんてものは

出版社名 幻戯書房
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-901998-82-6
4-901998-82-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 193P 20cm

商品内容

要旨

あざやかに輝いているからこそ、せつない。久世光彦が遺した幻のエッセイ42篇。

目次

1 鮮やかな人たち(私を泣かせた柄本明
静かに変わった小泉今日子
帽子の岸恵子
樹木希林
美しい男 ほか)
2 本と少年幻想(蚊帳の中の半七
花物語
予言書としての「堕落論」
花ざかりの森
藏の中 ほか)

出版社
商品紹介

遺されたエッセイより42篇を精選。俳優たちへの思い、昭和の幻と読んだ本についてなど。没5年(七回忌)記念出版。

著者紹介

久世 光彦 (クゼ テルヒコ)  
1935年、現東京都杉並区阿佐谷生まれ。富山県富山市で少年期を過ごす。東京大学文学部美学美術史学科卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社。演出家・プロデューサーとして「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」「ムー一族」など数多くのテレビドラマを手がけ、1979年退社。のち、カノックスを設立。1992年「女正月」他で芸術選奨文部大臣賞を受賞、2003年「センセイの鞄」が文化庁芸術祭優秀賞作品となる。作家としては、1987年に『昭和幻燈館』でデビュー。1993年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、1994年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、1997年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『蕭々館日録』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)