• 本

藤森照信の原・現代住宅再見

出版社名 TOTO出版
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-88706-218-4
4-88706-218-4
税込価格 2,515円
頁数・縦 251P 23cm
シリーズ名 藤森照信の原・現代住宅再見

商品内容

要旨

眼力が違う。視点が新しい。見慣れた物が違って見える。現代住宅の源流を見極める。

目次

打放しコンクリートの元の元―本野精吾の「自邸」
幾何学と工芸的技巧の狭間―藤井厚二の「聴竹居」
日本初、コンクリートむき出し住宅―本野精吾の「旧鶴巻邸」
桂離宮の記憶がゆらめくモダニズム―清家清の「森博士の家」
モダニズム能舞台―増沢洵の「コアのあるH氏のすまい」
バウハウスの脇道―山脇巌の「諸井邸」
根は法事―菊竹清訓の「スカイハウス」
内向してこそ見える建築の核―篠原一男の「から傘の家」
機能主義、合理主義、技術主義の極致―広瀬鎌二のスチール・ハウス「SH‐60・SH‐67」
テラスの上と下―吉村順三の「軽井沢の山荘」〔ほか〕

出版社
商品紹介

建築史家・藤森照信が1920年代から現在に至るモダニズムの小住宅を訪ね歩き、現代住宅の源流を探るべく独自の視点で鑑定。

著者紹介

藤森 照信 (フジモリ テルノブ)  
建築家。建築史家。東京大学生産技術研究所教授。1946年長野県生まれ。1971年東北大学工学部建築学科卒業。1978年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1980年工学博士(東京大学)。専攻は建築史・生産技術史。『明治の東京計画』(岩波書店)で毎日出版文化賞、『建築探偵の冒険 東京篇』(筑摩書房)で日本デザイン文化賞、サントリー学芸賞、「赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)」(1997)で日本芸術大賞、「熊本県立農業大学校学生寮」(2000)で日本建築学会作品賞、一連の論文により日本建築学会賞(論文)受賞
下村 純一 (シモムラ ジュンイチ)  
建築写真家。日本写真家協会会員。1952年東京都生まれ。早稲田大学理工学部、同大学第一文学部卒業。早稲田大学、武蔵野美術大学で近代建築デザインおよび写真実習の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)