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パワースピーチ入門

角川新書 K−326

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-04-082381-2
4-04-082381-8
税込価格 990円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

新型コロナウィルス危機下、あらためて問われた「リーダーの指導力」。人びとを鼓舞する良いスピーチ、落胆させる駄目なスピーチの違いとは?当代随一の社会学者が、世界と日本の事例を読み解き明らかにする、人の心を動かし導く言葉の技法。

目次

第1部 伝説の討論
第2部 これがパワースピーチだ(クオモNY州知事の伝え方
メルケル首相の言葉を紡ぐ力
チャーチルはなぜ歴史を動かせたか)
第3部 パワースピーチのつくり方(添削でよくなるスピーチの実例
日本の名スピーチの実践者たち)
第4部 スピーチ力を伸ばす(スピーチ原稿を磨く
スピーチ力を育む)

出版社・メーカーコメント

社会学の泰斗が読み解くスピーチの極意とは何か?新型コロナウイルス危機下、あらためて問われたのは「リーダーの指導力」だ。福澤諭吉、齋藤隆夫、チャーチルからコロナ渦で注目されたクオモNY州知事、メルケル首相、安倍晋三首相までのスピーチを引きながら、人々を鼓舞する良いスピーチ、落胆される駄目なスピーチの違いを解き明かす。これを読めば、人の心を揺さぶり動かす言葉の技法が習得できる。【本書で引用されるスピーチ】NY州兵が招集されると、ニューヨーカー一人ひとりが必ず誇らしい気持ちになります。じゃあ言おう。さあ、出て行って、コロナウィルスを一発、蹴っ飛ばしてやれ。皆さん一人ひとりに、神の祝福があるように。(第1章・クオモNY州知事スピーチの抜粋)今日は悲しい日だ、と首相は言った。でも、こんなふうに考えてみたらどうだろうか。もしもこの戦争の試練がこの島にも及ぶのなら、いまの世代の英国人たちは、待っていましたと相手になる。感謝したいぐらいだ。イギリスの偉大さを築いた父祖たちに、ひけをとらないと証明できるのだから。(第3章・チャーチルスピーチの抜粋)

著者紹介

橋爪 大三郎 (ハシズメ ダイサブロウ)  
1948年神奈川県生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。77年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。共著に『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)