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闘う皇族 ある宮家の三代

角川文庫 あ54−2

出版社名 角川書店
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-04-100845-4
4-04-100845-X
税込価格 776円
頁数・縦 347P 15cm

商品内容

要旨

大正時代、「宮中某重大事件」と呼ばれるスキャンダルが発生した。皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)の妃に内定していた良子女王(後の香淳皇后)に遺伝的問題が指摘されたのだ。婚約は変更するべきか否か。元老を巻き込んだ政治問題に進展する中、実家の久迩宮家では、当主である父の邦彦王が不穏な動きを見せる。新資料をもとに、初めてその真相に迫るノンフィクション。久迩宮家3人の当主から、戦前の皇族の実態を浮き彫りにする。

目次

序章 貞明皇后の怒り
第1章 皇太子妃「内定」
第2章 騒動の始まり
第3章 杉浦重剛と日本中学校グループ
第4章 邦彦王の反撃
第5章 政治と怪文書
第6章 後日談
第7章 朝融王事件
第8章 朝彦親王と久迩宮家
第9章 邦彦王の時代
終章 貞明皇后の言葉

著者紹介

浅見 雅男 (アサミ マサオ)  
1947年、東京生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に入社し雑誌・書籍の編集に携わる傍ら、皇族、華族を軸とする日本の近・現代史の研究、執筆活動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)