敗者の想像力
集英社新書 0882
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2017年5月 |
ISBNコード |
978-4-08-720882-5
(4-08-720882-6) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 270P 18cm |
商品内容
要旨 |
一九四五年、日本は戦争に負け、他国に占領された。それから四半世紀。私たちはこの有史以来未曾有の経験を、正面から受けとめ、血肉化、思想化してきただろうか。日本の「戦後」認識にラディカルな一石を投じ、九〇年代の論壇を席巻したベストセラー『敗戦後論』から二〇年。戦争に敗れた日本が育んだ「想像力」を切り口に、敗北を礎石に据えた新たな戦後論を提示する。本書は、山口昌男、大江健三郎といった硬派な書き手から、カズオ・イシグロ、宮崎駿などの話題作までを射程に入れた、二一世紀を占う画期的な論考である。 |
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目次 |
はじめに 想像力にも天地があること―小津安二郎、『敗北の文化』、カズオ・イシグロ |
出版社・メーカーコメント
日本の「戦後」認識にラディカルな一石を投じたベストセラー『敗戦後論』から20年。第二次大戦に敗れた日本が育んだ「想像力」を切り口に、敗北を礎石に据えた新たな戦後論を提示する。