商品内容
要旨 |
「見知らぬ町に出かけ、飲屋街をぶらぶらするのが無上の楽しみだ。」という著者の言葉に導かれ、旅先でふらりと入った川端の老舗居酒屋。店のおかあさんに、まず奨められた白バイ貝。濃い目に炊かれたそのあてに舌鼓を打つ。なんと熱燗に合うことか。「その町に何十年と続く居酒屋はコミュニティであり、個性ある文化だ。」という言葉そのままに、地元でしか味わえない「至福の時間」を堪能する。酒を飲むにはワケがあると知る。そして、それがやみつきになった。この本を読んで旅をするもよし、思いを馳せるもよし。日本全国、見知らぬ町に出かけよう。 |
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目次 |
1 旅には旅の見どころあり(味な酒場に、味な看板 |
出版社・メーカーコメント
日本全国の居酒屋巡りを初めて三十余年…居酒屋を文化にまで高めた太田和彦による旅のエッセイ集。いい酒いい人いい肴、という至福の時間に読者を誘う。