• 本

飲むぞ今夜も、旅の空

小学館文庫 お3−9

出版社名 小学館
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-09-407146-7
4-09-407146-6
税込価格 682円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

「見知らぬ町に出かけ、飲屋街をぶらぶらするのが無上の楽しみだ。」という著者の言葉に導かれ、旅先でふらりと入った川端の老舗居酒屋。店のおかあさんに、まず奨められた白バイ貝。濃い目に炊かれたそのあてに舌鼓を打つ。なんと熱燗に合うことか。「その町に何十年と続く居酒屋はコミュニティであり、個性ある文化だ。」という言葉そのままに、地元でしか味わえない「至福の時間」を堪能する。酒を飲むにはワケがあると知る。そして、それがやみつきになった。この本を読んで旅をするもよし、思いを馳せるもよし。日本全国、見知らぬ町に出かけよう。

目次

1 旅には旅の見どころあり(味な酒場に、味な看板
横浜の三杯屋 ほか)
2 旅の居酒屋、この一品(新潟「魚仙」のブリなめろう―旭川「独酌三四郎」のニシン漬
富山「親爺」の生ホタルイカ―京都「酒亭ばんから」の焼油揚 ほか)
3 ゆっくり滞在、町歩き(上越高田から、日本海を新潟へ
私の新潟酒遍歴 ほか)
4 人との出会いが待っていた(秋田・大阪・青森・盛岡
京都・大阪、夫婦で居酒屋へ ほか)
対談 川上弘美「地方のバーの愉しみ」

出版社・メーカーコメント

日本全国の居酒屋巡りを初めて三十余年…居酒屋を文化にまで高めた太田和彦による旅のエッセイ集。いい酒いい人いい肴、という至福の時間に読者を誘う。

著者紹介

太田 和彦 (オオタ カズヒコ)  
1946年中国北京生まれ。デザイナー、作家。資生堂宣伝制作室を経て独立。2008年まで東北芸術工科大学教授。日本各地の居酒屋を訪ね歩き、多くのコラムを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)