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独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか 哲学探究 3

出版社名 春秋社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-393-32402-8
4-393-32402-1
税込価格 2,310円
頁数・縦 296P 20cm

商品内容

目次

いかにして心や意識は他の諸々の存在者と同種の並列的存在者となりうるのか
そもそもなぜ私である人と私でない人が存在するのか
懐疑論は本当は何を問題にしているのか
問題の概念化とそのうえでのさらなる懐疑の可能性
「クオリア」と「ゾンビ」の真の(隠された)意味
自己意識・再論(1)―世界は実在しない
自己意識・再論(2)―世界には矛盾が内在している
独在性の問題と「私」の主体としての用法との関係
ヘクター=ネリ・カスタネダの発見も独在論的に解釈されねばならない
シドニー・シューメイカーの洞察も独在性によって根拠づけられねばならない〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

なぜひとつだけむきだしの心が与えられているのか。なぜ私である人と私でない人が存在するのか。ウィトゲンシュタイン、ザハウィ、大森荘蔵らを参照しながら、新局面を伐り拓いて螺旋状に深化していく、私・現在・世界をめぐる永井独在論哲学の現在地。

著者紹介

永井 均 (ナガイ ヒトシ)  
1951年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業・同大学院文学研究科博士課程単位取得。信州大学人文学部教授、千葉大学文学部教授、日本大学文理学部教授を歴任。専攻は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)