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データでわかる2030年地球のすがた

日経プレミアシリーズ 430

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-532-26430-7
4-532-26430-8
税込価格 990円
頁数・縦 302P 18cm

商品内容

要旨

頻発する異常気象。食卓から次々と消える魚。島国でも避けられない意外な水リスク。対応迫られる「現代奴隷」問題…データが示すのは、持続可能性に黄信号が灯っている地球の姿だ。先行する欧米の取り組みや企業・機関投資家の動きも含め、日本人が知らない世界のリアルを解説。

目次

第1章 顕在化した気候変動の猛威
第2章 迫りくる食料危機の実態
第3章 消える森林と食品・小売企業への影響
第4章 食卓から魚が消える日
第5章 水をめぐる社会紛争―日本は世界有数の水リスクにさらされている
第6章 感染症の未来―コロナの次のリスクはどこに
第7章 世界のパワーシフト―日米欧の中間層割合が5割から3割に激減
第8章 サプライチェーンのグローバル化と人権問題
第9章 メガトレンドの理解度が勝敗を決する時代へ

出版社・メーカーコメント

相次ぐ豪雨・台風による被害。一気に世界中に拡大する感染症。魚や水など、急速に身近になってきた食糧問題。「うさんくさい」「きれいごと」だと思われてきた「地球全体の問題」について、一般の人々も切実なテーマとして関心を寄せるようになりつつある。企業も「規制があるから仕方なく対応」「環境問題に配慮しすぎると成長が止まる」といった旧来型の発想からの転換を求められている。本書は、いま世界でなにが問題視されているのか、このままの状態が続くと近い将来世界がどうなるのかを、一般層に向けてわかりやすく説明する。取り上げるのは気候変動にともなう天災、食糧危機。フードロスや、乱獲による水産資源の減少、そして「水リスク」。コロナ問題で一気に他人ごとではなくなった感染症問題。さらに途上国の工場をめぐる人権問題など、我々をとりまく課題について、ひととおり理解ができるようにする。一般ビジネスパーソンに向けて、先行する欧米企業がどのような動きをし、投資家がどう見ているのかといった内容を紹介する。

著者紹介

夫馬 賢治 (フマ ケンジ)  
株式会社ニューラルCEO。サステナビリティ経営・ESG投資アドバイザー。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。ハーバード大学大学院リベラルアーツ(サステナビリティ専攻)修士。サンダーバード・グローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部(国際関係論)卒。環境省ESGファイナンス・アワードや国際会議での委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)