日本“式”経営の逆襲
出版社名 | 日経BP日本経済新聞出版本部 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-532-32410-0
(4-532-32410-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 263P 19cm |
シリーズ名 | 日本“式”経営の逆襲 |
商品内容
要旨 |
Amazon創業者ジェフ・ベゾスは実はカイゼンの熱烈な信奉者だった―真の「世界標準の経営学」とは何か?それで日本に勝ち目はあるのか? |
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目次 |
序章 日本の経営をめぐる悲観論は正しいのか |
出版社・メーカーコメント
「世界標準の経営理論」というけれど、リーンもアジャイルも「両利きの経営」も源流はすべて日本――でもなぜアメリカに勝てないのか?本書は、古き良き日本の素晴らしさを語って、現実の厳しさを忘れようとするものではない。すなわち、日本企業の素晴らしさを一方的に語ることを目的にしてはいない。もちろん日本企業は最近いわれるほど遅れてはいないし、遅れているとばかり認識する弊害も多い。しかしその一方で、日本の産官学が反省すべき点は確実にある。ひとつには「コンセプト化」に阻害要因が存在してきたという弱みである。 日本の産官学が持つこれらの弱みがいかなるデメリットを生んだのか、またこうした弱みを克服することでどのような実際的なメリットがあるのか、日本の産官学の反省点は何か、については本書の後半で詳細に考えていく。 コンセプト化・パッケージ化が弱かったのは日本企業だけではなく、筆者含めた研究者や、日本政府も同様である。ようするに日本の産官学全体の問題であった。この点も、現状で思いつく限りの処方箋らしきものを本書において探索していく。本書は、こうした反省によって未来を切り開こうとする、未来志向の本である。