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老北京の胡同 開発と喪失、ささやかな抵抗の記録

出版社名 晶文社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-7949-6867-8
4-7949-6867-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 273P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

劇的な都市開発のもと、ある日、忽然と町が消える。露天商・古樹、子供たちの足音、人々のネットワーク、記憶…。古都の町並みは、残るのか?残すべきなのか?胡同の暮らし15年の記録の集積。

目次

1部 胡同が消える―開発の光と影(止まらぬ破壊
伝統的な景観と住環境
断ち切られる伝説)
2部 胡同を旅する―老北京、記憶の断片(胡同の味
趣味人たちの都
華麗なる花柳界
裏世界をめぐる伝説
古都の記憶)
消えゆくものを引き留められるか?

出版社
商品紹介

北京の町の路地・胡同(フートン)に魅せられ、胡同に暮らしてきた著者が、開発により消えつつある胡同を追った、15年間の記録。温かい家と食事、そして心を許せる友だち。胡同はそんな庶民の暮らしを何百年も支えてきた。

著者紹介

多田 麻美 (タダ アサミ)  
1973年に大分県で生まれ、静岡県で育つ。京都大学卒業。京都大学大学院中国語学中国文学科博士前期課程を修了。2000年より北京在住。北京外国語大学ロシア語学院にて2年間留学後、北京のコミュニティ誌の編集者を経て、フリーランスのライター兼翻訳者に。おもなテーマは北京の文化と現代アート
張 全 (ジャン チュアン)  
1965年、北京生まれ。幼少期から現在に至るまで、北京の横丁、胡同で過ごす。北京図書館勤務を経て、フリーカメラマンに。中国の文化や社会に関する写真を日本や中国のさまざまな新聞、雑誌、書籍に提供。おもなテーマは北京の胡同と現代アート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)