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怪異を歩く

怪異の時空 1

出版社名 青弓社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-7872-9238-4
4-7872-9238-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 249P 19cm

商品内容

要旨

人が空間を移動する、土地から土地へと旅する、ある場所からいなくなる―場所と移動にまつわる怪異を私たちはどう受け止めてきたのか。怪談、『鬼太郎』、イタコ、心霊スポット、幽霊タクシーなどの怪異を掘り起こし、恐怖と快楽の間を縦横に歩き尽くす。

目次

怪異を旅する:東雅夫インタビュー
第1部 往く人、来る人(旅を棲家に、夢は枯野を…―江戸の客死と怪談
地方を旅する鬼太郎―怪異が生じる場所を求めて
「妖怪採集」のすすめ―日常を拡張するまなざしの獲得に向けて)
第2部 異郷と故郷(蔵の中の近代―『会津怪談集』と妖怪博士
土地の神が“怪異”になるとき―泉鏡花「山海評判記」から
岡本太郎とイタコ―「神秘」というまなざし)
第3部 ここではない場所(尾張名古屋、魔の往く道―都市空間のなかのオカルト街道
よみがえれ、心霊スポット
幽霊はタクシーに乗る―青山墓地の怪談を中心に)

著者紹介

一柳 廣孝 (イチヤナギ ヒロタカ)  
和歌山県生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。専攻は日本近代文学、日本近代文化史
今井 秀和 (イマイ ヒデカズ)  
東京都生まれ。国際日本文化研究センター機関研究員。専攻は日本近世文学、民俗学、比較文化論
大道 晴香 (オオミチ ハルカ)  
青森県生まれ。國學院大學大学院特別研究員。専門は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)