• 本

人間研究 西城秀樹

出版社名 茉莉花社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-309-92238-6
4-309-92238-4
税込価格 2,970円
頁数・縦 575P 19cm

商品内容

要旨

一九七〇年代の初頭、戦後生まれの人たちが社会人となり、芸能を中心とする大衆文化の創造の主体が男女平等の民主主義教育を受けた若者たちに移ったとき、まぶしい光を放つスターたちが数多く出現した。かれらはアイドルと呼ばれた。アイドルは大衆の夢やあこがれが投射されたところで生きる存在だった。一九七二年デビューの西城秀樹はその最大、最高の存在である。当時、出現したアイドルのなかで文化表象として与えられた役割をこれほど見事に演じきった人間はいない。五十年近い芸能活動のなかでいつもまぶしい光を放ちつづけた稀有の存在である。彼はいつも全力を尽くして歌い、踊り、演じて、そして生きた。

出版社・メーカーコメント

西城秀樹の芸能活動、その存在が、時代のなかでどんな意味をもっていたのか。さまざまの分野の人たちの証言、熱烈なファンによる研究を収録し、西城の仕事ぶり、人となり、考え方を探る。

著者紹介

塩澤 幸登 (シオザワ ユキト)  
小説家・編集者。1947年長野県生まれ。世田谷区立多聞小学校、同区立駒留中学校、都立千歳丘高校、早稲田大学文学部西洋史学科を経て平凡出版(現マガジンハウス)入社。雑誌編集者として月刊『平凡』、『週刊平凡』、『平凡パンチ』、『Tarzan』などの編集を担当。雑誌『Gulliver』編集長。2002年退社。以後作家活動に入る。昭和時代の大衆文化を主なフィールドに著作をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)