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言葉というもの

平凡社ライブラリー 968

出版社名 平凡社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-582-76968-5
4-582-76968-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 252P 16cm

商品内容

要旨

言葉は生命の延長であると喝破し、人間にとっていかに欠くべからざるものであるかを論じた表題作ほか、古今東西の文学作品を自在に行き来しながら、言葉と文学の力を明らかにする。『今昔物語』や『宇治拾遺物語』といった日本の古典を題材にして文明論に至る異色作「説話」などを含む、最後の文士・吉田健一の知られざる名随想集。

目次

言葉というもの
説話
日本語
素朴に就て
読むことと書くこと
控え目に
無駄を省くこと
言うことがあることに就て
何も言うことがないこと

出版社・メーカーコメント

古今東西の文学を自在に横断しながら、文学とは何か、言葉とは何かを解き明かし独自の文明論に至る、吉田健一随筆の真骨頂。

著者紹介

吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)  
1912年、東京生まれ。ケンブリッジ大学で学び、帰国後、翻訳家、文芸評論家、さらに小説家として健筆をふるう。『シェイクスピア』『瓦礫の中』で読売文学賞、『日本に就て』で新潮社文学賞、『ヨオロッパの世紀末』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)