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ほんのいえ宮脇書店越谷店のレビュー |
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掲載レビュー全610件 |
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今こそ、韓国に謝ろう | ||
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1965年の日韓基本条約、2015年の日韓基本合意で、両国の関係がすべて解決していると思いつつ、なぜなぜ??が飛び続けている理由が、この一冊で読み解ける気がする。日本が韓国にかかわった35年間に何をしてきたのか。いいことと思われたことも、よくなかったと思われることも、多くの日本人は知らない。事実を知らないまま、勝手なことを言い放ってしまわないように、この本から正しい歴史的背景を知ることが必要かもしれない。 (2017年08月13日) | ||
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多動力 | ||
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読み終えた瞬間から、生き方を変えてくれる本である。本音を貫く堀江氏が、実践を持って明かしてきた真実をここで披露している。無駄をすべてそぎおとし、一分一秒をじぶんのものとして使い切る。つまらぬ社会のルールや、思い込みに過ぎない慣習に、いかに人生を浪費してきたことか。「JUST DO IT」=やってみよう! この言葉をココロに刻むことであろう。理屈抜きのオススメ本。 (2017年07月30日) | ||
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劇場 | ||
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芥川賞作家、又吉直樹の注目の受賞後の最新作。前評判と期待の重圧もなんのその、評判はすこぶる上々。火花より先に取りかかっていたという本作品。じっくりと練りこまれた描写は、読むものを引きずりこんでいく。恋愛小説といっても、奇をてらった描写も必要とせず、ごくごく普通に、男と女の心の通い合いとすれ違いを書き込んでいることに、作家の力量を感じずにはいられない。読み物として、作品として、理屈抜きにオススメできる小説です。 (2017年06月18日) | ||
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掟上今日子の裏表紙 | ||
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大人気「忘却探偵シリーズ」の第九弾!今作では、なんと主人公の掟上今日子さんが殺人犯に!?という展開。書き下ろしならではのワクワク感に、ググッと引き込まれていってしまいます。ミステリーであって、ミステリーでないような、そんなライトな感じが、心地よいのですね。シリーズの、どこから読んでも、どこを読んでも、読めてしまうのが、このシリーズのイケてるところ。とはいいながら、はやくも、節目の第10弾の予告があるところが読者をますますワクワクさせてしまう。 (2017年06月04日) | ||
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かくしごと | ||
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いまやベストセラー作家として、押しも押されぬ人気作家の座を射止めた住野よる。 「君の膵臓をたべたい」「よるのばけもの」の後は?思ったら、思いっきりの青春小説をぶつけてきた。何気ない日々のできごとが、小説になるとこうも深くなってしまうのですね。読み手としても、新しい魅力におどろき、物語の可能性に気づかされてくれる作品といえるでしょう。 こうくると、さて次は?と作家の可能性にさらなる期待が高まる。 (2017年05月16日) |
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みみずくは黄昏に飛びたつ | ||
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村上春樹ファン待望の書。11時間に及ぶ超ロングインタビューの聞き手は、芥川賞作家にして、村上作品を読みつくす熱い愛読者でもある川上未映子。作家VS作家の容赦ない言葉の浴びせあいがたまらない。知っていそうで知らなかったこと、聞きたくても聞けなかったことを、聞き手が切り込んでいく。最新刊「騎士団長殺し」で突っ走るいま、村上春樹がさらに増殖しそうだ。 (2017年05月16日) |
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いのちの車窓から | ||
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俳優、ミュージシャンと、大活躍で目が離せない星野源さん。その魅力があふれているエッセイ。約2年間、雑誌に連載された好評のエッセイに、書き下ろしを加えて単行本化された。文才もある多才ぶりはお見事!さりげないことにも、感性が働くのですね。そんな星野さんのおもいが、文章から感じとれます。ますます注目度がアップしていく星野さん。次はどんな姿を見せてくれるのでしょう。今の星野さんをこのエッセイから感じてください (2017年05月13日) | ||
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ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 | ||
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言わずと知れた世界的大ヒットを飛ばしながらの第8番目の物語。「ハリーポッターと死の秘宝」での戦いから19年が経ち、ハリーは父親となっている。二人の子どもをホグワーツ魔法学校に送り込んで、自らは魔法省での忙しい日々を送っている。終わったはずの過去の出来事と再び直面する。いまという現実とからまり合い、ものがたりは複雑に進んでいくのです。 (2017年04月23日) | ||
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失われた地図 | ||
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「蜜蜂と遠雷」で直木賞受賞の恩田陸の受賞後の第1作。大いなる期待を背負いながら放たれたのは、受賞作とはまったく異なったジャンル。そう、恩田ファンはは知っているが、これがこの作家の持ち味なのだ。言い知れぬ雰囲気を醸したダークサイドな連作6篇の短編小説でできあがっている。じつに引き出しが多くて深い。そのどれもが興味深い。まさに直木賞作家たるゆえんであろう。 (2017年04月23日) |
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青い服の女 | ||
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いまや国民的大河小説として長く長く読まれ続けてきた「カワセミシリーズ」が、待望の新刊が出て、めでたく300話の節目を迎えた。根強いファンはもちろんのこと、その魅力にとりつかれていく。少しずつ時代はうつろいながらも、どこか変わらぬ原風景がこの小説には描かれている。 読み終えて、満足し、さあ、次は、と思うことでしょう。まだまだ続くことでしょう。 (2017年04月23日) |
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騎士団長殺し | ||
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ハルキファンならずとも、待ちに待った村上春樹の書き下ろし本格長編小説!ハルキワールドにどっぷりとつかれるボリューミーな仕上がりとなっている。もちろん中身も中だれすることなく、次々と刺激が撃ち込まれている。発売がニュースになる作家も今や、この人をおいてほかにはいないだろう。その高すぎる期待に毎回十分にこたえていく。世界発売に先駆けて、日本語で最初で読めることに喜びを感じる。 (2017年04月16日) | ||
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大人の流儀 | ||
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もはや国民的ベストセラーとなっている「大人の流儀シリーズ」の第7弾。最新刊である。弟、そして前妻、と若くして近しい人を失った作者は、その悲しみとどうやって向き合って生きてきたのか。こみ上げる切なさをこらえつつ、どうやって次の一歩を踏み出して今日を生きているのか。週刊現代に長く連載されて、多くの読者を得ているコラムに手が加わって刊行化されたもの。特別に今回は「新社会人の流儀」として、若い人向けに書かれたメッセージが巻末におりこまれている。 じっくりと読み返してしまう。 (2017年04月16日) |
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吹部ノート 2 | ||
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超話題の前作の第2弾!今回は7つの学校のドラマが収録されている。吹奏楽コンクールに向けた熱い日々が、めくるページごとに伝わってくる。現実の青春小説である。喜びあり、涙ありの毎日。吹奏楽部経験者も、そうでない方にも読んで、「あるある」の内容満載。現実の日々がいかに感動的か。そんな思いにさせてくれます。お子さんに進める時は、読んだら間違いなく入部してしまうので、お覚悟を。 (2017年03月20日) | ||
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よるのばけもの | ||
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デビュー作でヒット作となった「君の膵臓をたべたい」、確実に住野ファンをつかんだ2作目「同じ夢を見ていた」に続く第3作。期待大で臨んだ本作は、主人公の中学生の男の子の一人称で進む話。これまでのイッキ読みよりは、あれやこれやと考えながらじっくりと読んでみてください。読者に考えることを常に求める、新しい住野よるの魅力が発見できる作品です。 (2017年03月20日) | ||
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おんな城主直虎 1 | ||
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注目の大河ドラマの完全小説版。戦国の世にあって、お家断絶の危機に直面した井伊家に、おんな城主が立ち上がった。これまでの大河本とチョット違うところは、モデルがあまり知られていない歴史上の人物だというところ。すでに知られた歴史上の人物はどこか出来上がったイメージがあるが、多くの読者にとって、今回はゼロからのスタートに近い。柴咲コウの姿を思い浮かべながら、波乱万丈の姿を活字で追っていただきたい。 (2017年03月19日) |
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いまさら翼といわれても | ||
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待ちに待ったご存知「古典部シリーズ」の最新刊。今回は連作6篇からなる。青春小説でもあり、ミステリでもあるこのシリーズは、グレードUPして人気はさらに上を目指している。作者のレパートリーの広さには感服する。早くもさらなる最新刊への期待も高まるが、まずはこの6篇をご一読頂きたい。胸をしめつけられる思いや、時に苦しくなるなどの今までにない感動がこみ上げてくる。これは期待を上回る、さらなる高みへと読者をいざなう一冊となっている。 (2017年03月07日) | ||
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四月になれば彼女は | ||
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結婚を決めた4月、9年を経て昔の彼女から手紙が届いた。静かに時間は流れていきながらも、ざわざわと気持ちがさざなみだつ。せつなく、かなしくつづられる物語は、パステルカラー調の世界観につつまれながら、独特の雰囲気のうちに展開していく。数々の実績をもつヒットメーカーの川村元気が、小説の世界でも旋風を巻きおこす。 (2017年03月05日) |
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嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え | ||
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数々のランキングを制覇する自己啓発本のベストセラー。フロイト、ユングと並んで“心理学の三大巨頭”のアドラーの思想を対話形式で教えてくれる。人間関係の悩みは全て対人関係にあると説く。時に激しすぎるやり取りも、ナルホドとナットク。何度も読み返すに値する一冊。まさに新しい古典といえるでしょう。ドラマ化も進み、この機会にぜひご一読をオススメします。 (2017年03月05日) | ||
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天子蒙塵 第1巻 | ||
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20年にわたる「蒼穹の昴」シリーズがとうとう500万部を超えた。作者の浅田次郎自身がこのシリーズをライフワークと言い切っているほどに、その執着ぶりが作品の熟し方に映し出されている。 時代は清朝末期。溥儀と張学良という2人の若き王が主人公となって話は展開していく。時代の波に飲み込まれながら、壮大な歴史の中に吸い込まれていくストーリーに、読む者もタイムトリップしてしまう。シリーズはまだつづく。いま、この機会から読み始めることをオススメしたい。 (2017年01月17日) |
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九十歳。何がめでたい | ||
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何がいいって、まずこの本のタイトル。93歳になられた佐藤愛子先生が、世の中をバッサリ、スッキリ斬ってくれます。そうそう、ウンウンと思わずうなずきながら読み進めてしまいます。思いっきり笑って、元気をもらって、気がついたら、大事なことに気がつかせてくれる、不思議な本です。ステキな生き方をうらやましく感じさせてくれます。 (2017年01月09日) | ||
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