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食べる私

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-16-390445-0
4-16-390445-X
税込価格 1,925円
頁数・縦 379P 19cm

商品内容

要旨

食を語れば、人間の核心が見えてくる。29人との「食」をめぐる対話。

目次

第1章(デーブ・スペクター―おいしいものは無駄。お座敷もフランス料理のコースも、時間が長すぎて耐えられない
林家正蔵―うちには、“あったかいご飯で泣き落とし”っていうのがありました ほか)
第2章(ギャル曽根―お箸の持ち方、ごはんを残さない、だしの取り方、母が厳しく躾けてくれたことばかりです
美木良介―子どものときから、自分の寿司は自分で握って食べていました ほか)
第3章(安藤優子―気がついたら、母がつくっていた料理をつくり、母が遺した器を使っている
ジェーン・スー―食は身内のもの。社交に使うのは好きじゃない ほか)
第4章(高橋尚子―鶏は皮と軟骨、魚は内臓と頭と皮が好きです
吉田秀彦―僕の身体は、筋肉と脂肪のミルフィーユなんです ほか)
第5章(小泉武夫―私は鯨少年。鯨の肉を食べないと手が震えてきちゃう
服部文祥―シカを獲り、解体して食う。味わうことで深く動物にコミットする ほか)

出版社・メーカーコメント

食について語れば、人間の核心が見えてくる。各界で“食べものとの関係に濃厚な気配が感じられる”人に会いに行き、食をめぐる対話を重ねると、そこには驚くほど豊かで多様な物語があった。雑誌「オール讀物」で足かけ3年にわたって連載した「この人のいまの味」を単行本化。29人との「食」をめぐる対話。

著者紹介

平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)  
エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。国内外の料理や食、生活文化などをテーマに幅広く執筆活動を行っている。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)