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ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂

角川選書 411

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-04-703411-2
4-04-703411-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 246P 19cm

商品内容

要旨

「いつも日本を離れるとなると悲しい思いがする」と日記に綴り、今も神戸の地に眠るゴードン・スミス。大英博物館の標本採集員として来日、採集や狩猟の日々で遭遇した、戦勝祈願に石清水八幡宮を訪れる何千もの群衆。そこには何よりも秩序と規律を重んじて行動する日本人の姿があった。各地を訪れ数多くの昔話や伝説を収集し、絵師に挿絵を描かせたことでも知られるスミスの、明治の日本を浮き彫りにした貴重な記録。

目次

1 八幡宮への戦勝祈願
2 戦争の勃発
3 銃後の人々
4 日本の兵士たち
5 戦場からの便り
6 バルチック艦隊
7 日本兵とロシア兵の捕虜
8 日本人の戦争観
9 スミスの社会活動
10 日露戦争後のスミス
スミスの日露戦争―エピローグ

出版社
商品紹介

明治時代の日本に暮らしたイギリス人博物学者ゴードン・スミスが日露戦争を通して見た武士道に基づく日本人の姿とは。

おすすめコメント

イギリス人博物学者が日露戦争を通して見た武士道に基づく日本人の姿とは! 明治時代の日本に暮らしたイギリス人博物学者ゴードン・スミスは八冊の日記を残した。お抱え絵師に描かせた大量の挿絵とともに綴る日露戦争前後の記事から、今は失われた武士道に基づく日本人の風俗習慣を読み解く。

著者紹介

伊井 春樹 (イイ ハルキ)  
1941年愛媛県生まれ。広島大学大学院博士課程。大阪大学大学院教授、人間文化研究機構理事を経て、現在は国文学研究資料館館長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)