• 本

特攻隊員の現実(リアル)

講談社現代新書 2557

出版社名 講談社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-06-518440-0
4-06-518440-1
税込価格 946円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

孤独、親・恋人への思い…「神」と讃えられた特攻隊員は何を考え、亡くなっていったのか。新出史料をもとに、当時の日本人の心奥に分け入る一冊。生還の見込みのない体当たり兵器に乗り込んだ若者たち。戦局挽回、国民の士気高揚を目的に「一億総特攻」を打ち出す軍上層部、メディア。国民は特攻、そして特攻隊員をどう見ていたのか。前線、銃後の人びとの生の声をもとに、特攻を再現する。

目次

特攻はなぜ始められたか
第1部 特攻隊員の現実(フィリピン戦の特攻隊員
沖縄戦の特攻隊員)
第2部 一般国民と特攻(国民は特攻をどう見ていたのか
沖縄戦から降伏へ)
特攻隊員と戦後

おすすめコメント

敵艦への体当たり攻撃で還らぬ人となった20代以下の若者たち。彼ら特攻兵は何を思い、亡くなっていったのか。その現実に迫る一冊。

著者紹介

一ノ瀬 俊也 (イチノセ トシヤ)  
1971年、福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程中途退学。博士(比較社会文化、九州大学)。現在、埼玉大学教養学部教授。専門は、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)