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ベースボールを読む

慶應義塾大学教養研究センター選書 14

出版社名 慶應義塾大学教養研究センター
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-7664-2138-5
4-7664-2138-8
税込価格 770円
頁数・縦 110P 19cm

商品内容

目次

はじめに―野球例外主義
第1章 ベースボールの履歴書―裏通りから巨大ビジネスへ
第2章 ベースボールの文化表象
第3章 「なぜ書くか」をいかに読むか―隠喩媒体としてのベースボール
第4章 最初の野球映画「最期の試合」
第5章 フィールド・オブ・アメリカン・ドリームス
おわりに―野球の明白なる運命
読書案内―ベースボールをさらに読む50点

出版社・メーカーコメント

小説・映画から野球文化を読み解く。アメリカの「国民的遊戯」と称されるベースボールが文学作品や映像作品で表現される際に見られる特徴を分析し、そこに透けて見えるアメリカ文化の姿、人々の希望と欲望、そして“神話”としてのベースボールを考察する。

著者紹介

吉田 恭子 (ヨシダ キョウコ)  
慶應義塾大学文学部准教授。1969年生まれ、福岡県出身。1994年京都大学文学部卒業、1996年同人間環境研究科博士前期課程修了、2001年ウィスコンシン大学ミルウォーキー校英文学科創作専攻博士号取得。英語による創作のかたわら、戦後のアメリカ小説に創作科教育が与えた影響を中心に、現代英語小説の研究を行っている。日本の実験的現代詩と戯曲の翻訳も続けており、野村喜和夫対訳詩集Spectacle&Pigsty(Forrest Ganderと共訳。OmniDawn、2011、ロチェスター大学最優秀翻訳書賞詩部門受賞)などを英訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)