笑い神 M−1、その純情と狂気
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-16-391632-3
(4-16-391632-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 382P 20cm |
商品内容
要旨 |
80名以上の証言で浮かび上がる笑いとM‐1の深淵。「お笑い」を活写した唯一無二のノンフィクション誕生! |
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目次 |
笑い飯 |
出版社・メーカーコメント
M‐1とはネタの壮大な墓場でもあった。にもかかわらず漫才師たちは毎年、そこへ向かった――。 一夜にして富と人気を手にすることができるM‐1グランプリ。いまや年末の風物詩であるお笑いのビッグイベントは、吉本興業内に作られた一人だけの新部署「漫才プロジェクト」の社員、そして稀代のプロデューサー島田紳助の「賞金をな、1千万にするんや」という途方もないアイディアによって誕生した。このM‐1に、「ちゃっちゃっと優勝して、天下を獲ったるわい」と乗り込んだコンビがいた。のちに「ミスターM‐1」「M‐1の申し子」と呼ばれ、2002年から9年連続で決勝に進出した笑い飯である。大阪の地下芸人だった哲夫と西田は、純情と狂気が生み出す圧倒的熱量で「笑い」を追い求め、その狂熱は他の芸人にも影響を与えていく――。 芸人、スタッフ80人以上の証言から浮かび上がる、M‐1と漫才の深淵。笑い飯、千鳥、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、キングコング、NON STYLE、スリムクラブ……。漫才師たちの、「笑い」の発明と革新の20年を活写する圧巻のノンフィクション、誕生!