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ほんのいえ宮脇書店越谷店のレビュー

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掲載レビュー全611件
 
頂点への道
錦織圭/著 秋山英宏/著
文藝春秋
税込価格  1,705円
 
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頂点への道
おすすめ度:
毎日のように流れる、圭くんのニュース。これに一喜一憂する私たちには、さらに彼を深く知ることができる本が出た。世界のトップアスリートが現役のど真ん中で、こういった自身の書として発刊するのは、なかなか珍しい。怪我で苦しんだ頃からまさに今の彼をリアルタイムで感じることができる。今日も、彼のニュースが流れた。目が離せない。そして、最終ページのTo be continued・・・がまさに、進化し続ける圭くんの未来を感じさせる。みんなで応援しよう。 (2015年06月21日)
ラプラスの魔女
東野圭吾/著
KADOKAWA
税込価格  1,848円
 
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ラプラスの魔女
おすすめ度:
衝撃的な物語の始まりから、静かにストーリーは流れていく。東野圭吾作家デビュー30周年の記念作品というだけあって、いっそうに力がこもっている。作者自身がこれまでとは違った新しい東野ワールドを見せたい意欲が伝わってくる。とはいいながら、驚きの理系ネタをそこここに挟み込みながら、素人にも読ませてしまう手法は、いつもながらあっぱれである。頂点を極めつつも、まだまだ進化し続ける東野作品からは目が離せない。 (2015年06月21日)
掟上今日子の推薦文
西尾維新/著
講談社
税込価格  1,430円
 
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掟上今日子の推薦文
おすすめ度:
「掟上今日子の備忘録」に続くシリーズ第2弾がこれ。とはいっても、作者の西尾維新自身が、主人公の記憶がリセットされるので、2作目からよんでも大丈夫といっているだけあって、安心して本書から読み始められる。主人公は白髪の美少女探偵の今日子さん。相棒の警備員の青年とともに、美術品をめぐる難事件を解決していくストーリー。まだまだ、続く予感たっぷりのシリーズ。やっぱりまずはここから読んでおきましょう。 (2015年06月21日)
過ぎ去りし王国の城
宮部みゆき/著
KADOKAWA
税込価格  1,760円
 
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過ぎ去りし王国の城
おすすめ度:
宮部ワールドへようこそ!幻惑的?な表紙絵が目に留まって思わず手にとってしまう読者もいるかもしれない。ひょんなことから、絵の中に分身を描きこむと、その世界に飛び込んでいってしまうというのだから、これはまさに物語りでしか味わえない想像が膨らんでいく。中学生の主人公たちが、仲間とたくさんのことを感じ、考えながら生きていく様子に引き込まれていきます。空想を忘れかけていたオトナたちも、ともに時空を越えた冒険ファンタジーに、どっぷりとはまり込んでもらいたい。 (2015年06月21日)
火花
又吉直樹/著
文藝春秋
税込価格  1,320円
 
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火花
おすすめ度:
これは天才芸人とそれを慕う後輩の物語。
無類の読書好きで、太宰治に心酔する又吉さんが、自身で小説を書いた。
純文学老舗雑誌の「文学界」を史上初の大増刷に導いたというのだから、
注目せずにはいられない。
読み始めてすぐに気づくのが、ボキャブラリーがじつに豊富なこと。
言葉はこびのセンスが秀逸なことで、作者ならではのユーモアのセンスが生きてくるのはもちろん、心の機微や情景描写にいっそうの広がりと深さがでている。
読み物として十分に味わいのある作品。あまたはびこる芸人本とは一線を画している。芥川賞候補ともささやかれているほど。まずはご一読をおすすめします。
(2015年03月22日)
捏造の科学者 STAP細胞事件
須田桃子/著
文藝春秋
税込価格  1,760円
 
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捏造の科学者
おすすめ度:
発見の興奮に誰もが酔いしれるや否や、数々の疑惑とともに科学界を大きく揺るがした「STAP細胞」をめぐる事件。「このままの幕引きは科学ジャーナリズムの敗北」という強固な決意の下、その報道の中心にいた女性科学記者が捏造事件の結末までを本気で書き下ろす。少々挑戦的ななタイトルではあるものの、極めて冷静な分析と丹念な取材に基づき、一貫して理解しやすい書き口で綴られる。一方で、一つ一つ真相に迫っていくスピーディーな展開は推理小説のような迫力すら感じさせる。「STAP細胞って何だったの?」、「何がどう問題だったの?」等々、新聞や報道を眺めるだけでは掴みきれなかった事件の概要がスッと頭に入ってくる一冊。 (2015年03月04日)
億男
川村元気/著
マガジンハウス
税込価格  1,540円
 
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億男
おすすめ度:
2015年、本屋大賞ノミネート作品!宝くじに当選し突如として億万長者となった図書館司書が「お金と幸せ」をめぐる30日の大冒険を繰り広げる。経済社会において力の象徴として君臨し、幸せを導く一方で、人を狂わせかねない「お金」という存在。本作は「お金=ハッピー」という価値観を改めて見直せる物語です。経済学チックな難解さは全くなく、読み心地は極めて軽快。「私はお金には振り回されないよ!」と自負する人、はたまた宝くじが当たってしまった人(もちろんそうでない人も…)。そんな人に手に取ってもらいたい一冊です。 (2015年03月04日)
紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場
佐々涼子/著
早川書房
税込価格  1,650円
 
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紙つなげ!
おすすめ度:
埼玉県の高校図書館の司書が選ぶイチオシの一冊!日本製紙の石巻工場が奇跡的な復活を遂げるまでのノンフィクションストーリー。わが国の出版用紙の4割を担う日本製紙は「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という確固たるスローガンを掲げる大会社である。しかし被災直後の石巻工場では従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にしていた。悲惨なまでの逆境にありながらも劇的な再起を果たした石巻工場。その背景には人の優しさ、そして「紙」という製品に込めた信念と探究心があった。日々何気なく手に取っている「紙」の見方が劇的に変わる!高校生のみならず、全ての日本人にオススメしたい一冊!! (2015年02月21日)
千春の婚礼
新・御宿かわせみ
平岩弓枝/著
文藝春秋
税込価格  1,540円
 
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千春の婚礼
おすすめ度:
ご存じ、「かわせみ」シリーズの第五弾!千春が嫁入りし、源太郎が父となり等々…生まれる前から知っている彼らが時を経て様々な形の旅立ちを迎える。一方、麻太郎の周りには何やら物騒な事件の噂が…。維新の動乱を越え、時代は明治に移れども、彼らを見守るかわせみファミリーは健在。ドタバタあり、事件あり、温かさあり。相変わらずそんな感じで物語は進んでいく。そして東吾との再会の行方は…。自分もかわせみの居間に座っているような気分でのんびりと読んでほしい一冊。 (2015年02月06日)
絶唱
湊かなえ/〔著〕
新潮社
税込価格  1,540円
 
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絶唱
おすすめ度:
阪神淡路大震災で心の傷を負った4人の女性を描いた物語。舞台は南の島のトンガ。「死」という悲しい事実に打ちのめされてきた彼女たちは、南の島のゆったりとした流れに身を寄せ、新たな一歩を踏み出していく。登場人物の背景を明確にイメージさせ、感情移入させる圧倒的な文章力は健在。そして湊かなえが描くトンガの風景やそこに住む人々のおおらかさには心が洗われる。少し前までは「どんでん返し満載のミステリー作家」というイメージが強かった作者だが、本作は一味違ったテイスト。阪神大震災から20年という節目に描かれた本作は「悲しみ」から「希望」への架橋となる一冊。 (2015年02月05日)
女王はかえらない
降田天/著
宝島社
税込価格  1,628円
 
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女王はかえらない
おすすめ度:
「女王」といっても、これはどこかの王国の話ではない…描かれるのは残酷な学級内階層(スクールカースト)の争い。片田舎の小学校で女王ポジションに君臨していたマキは、転校してきた都会っ子のエリカにその座を脅かされる。次第に発展していくクラス全体を巻き込んでの権力闘争。しかしその背景には「ケンカ」という次元では収まらないほどのあまりにも深い闇が潜んでいた。当事者の小学生を描いた第一部、教師を描いた第二部、謎が明かされる第三部。「この話は繋がっているのかな?」という不思議な感覚を覚えつつ読み進めていくと戦慄の事実にぶち当たる。二度読み必至!とことん裏をかかれ、最後の最後まで驚かされる。このミステリー…たしかにスゴイ! (2015年02月05日)
上流階級 富久丸百貨店外商部
高殿円/著
光文社
税込価格  1,760円
 
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上流階級
おすすめ度:
ヒロインの鮫島静緒は高校卒業後、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた苦労人。バイトからの叩き上げとして晴れて正社員となった彼女だが、配属されたのは「外商部」なる異世界。勝手も違えば扱う顧客はひと味もふた味も違う…。「一割の金持ち相手に、百貨店の年商の約三割を叩きだす」というスローガンの下、部内で唯一の女性として交渉成立に向け奮闘する。「こんな世界があったのかぁ」、「外商ってそんなことまでするのかぁ」等々、そんな感想が止まらない。静緒とともに行く百貨店の異世界探検、ぜひお試しあれ! (2015年01月29日)
錦織圭 マイケル・チャンに学んだ勝者の思考
児玉光雄/著
楓書店
税込価格  1,430円
 
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錦織圭 マイケル・チャンに学んだ勝者の思考
おすすめ度:
全米オープン準優勝、テニス世界ランク5位etc…。様々な快挙を成し遂げ、今なお進化を続ける錦織圭。「勝てない相手はもういない」と自己分析した彼の背景には「戦績」という手応えと、コーチであるマイケル・チャンによる劇的な「意識改革」があった。本書は錦織選手とマイケル・チャンコーチの二人の言葉をピックアップし、スポーツ心理学の観点からその真意を明らかにしようとするものである。錦織ファンにとってシビれる内容はもちろん、他のスポーツに打ち込む読者にも刺激的な教訓がつめこまれた一冊。世界を相手に真摯に、それでいて図太く奮闘する錦織圭の心を覗いてみませんか? (2015年01月29日)
悲嘆の門 上
宮部みゆき/著
毎日新聞社
税込価格  1,760円
 
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悲嘆の門
おすすめ度:
世間で横行する「連続切断魔事件」をきっかけにネット社会の警備会社「サイバーパトロール」でバイトをする大学生の孝太郎。一方で廃ビルの上の不気味に動く銅像、「怪物」なる不可思議な存在…。謎に迫ったその時、ついに異形の存在が姿を現し、孝太郎を闇に誘っていく。ファンタジー要素が色濃く混在する展開でありながら、闇に魅入られた者の恐れや後悔、嘆き悲しみ絶望していく姿は、厳しくも切ない「人間の業」について考えさせます。リアルと異世界が混在する世界観が独特の雰囲気を醸し出す上巻、怒涛の展開でドキドキも思考回路も止まらない下巻。計800ページ超の大作ながら一気に読ませてしまう宮部みゆきマジックは健在!オススメです。 (2015年01月25日)
東京ブラックアウト
若杉冽/著
講談社
税込価格  1,760円
 
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東京ブラックアウト
おすすめ度:
本物のキャリア官僚が日本の原子力政策について書いたリアル告発系ノベル。本作では原発が導く極めて悲惨な未来が描かれる。一貫して空想と現実の境界線がはっきりと見えず、恐怖と探究心とが交錯する。「そんなハズではない」、「フィクションであってほしい…」そう思わずにはいられない。前作『原発ホワイトアウト』も一緒に読めばなおさら平穏な日々に対して疑問すら浮かんでくる。「放射能」という目に見えないモノは私たちが思っている以上に様々な恐怖を生み出しかねないのだと気付かされる。作者の予言する未来予想図に賛否両論あれども、今の日本人にとっては必読の一冊かもしれません。真っ黒な表紙に、真っ暗な物語…ひと味違った読後感を求める人にオススメの一冊です。 (2015年01月25日)
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
東川篤哉/著
幻冬舎
税込価格  1,540円
 
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探偵少女アリサの事件簿
おすすめ度:
『謎解きはディナーのあとで』、『放課後はミステリーとともに』で話題を呼んだ東川篤哉の最新作。今回の主人公もインパクト抜群。不思議の国のアリスのようなロリータ服をまとい、毒舌とあふれる好奇心で大人を振り回す名探偵(?)のアリサ。それにひたすら振り回される助手兼お守り役のヘタレ男子の良太。20歳以上も離れた凸凹コンビが難事件に立ち向かうユーモア・ミステリー。終始笑えるストーリーながらも謎解きの中身は読み応え十分!4つの短編になっており、ちょっとした時間に気軽に読めるのも魅力です。 (2014年12月11日)
親鸞 完結篇上
五木寛之/著
講談社
税込価格  1,650円
 
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親鸞 完結篇
おすすめ度:
五木寛之の名作『親鸞』もいよいよ完結篇へ突入!完結篇では師である法然の死を乗り越え、最も多くの業績を残したと評される61歳〜90歳までの軌跡が描かれます。舞台は陰謀が渦巻く激動の京都。真の“教え”に真摯かつ静かに向き合う晩年の親鸞、とどまることなく変化し躍動する周囲の人々。過去の出来事や人間関係が絡み合いながら親鸞の世界は新境地へ向かっていく。果たして彼らの物語はどう完結していくのか。丁寧な登場人物の紹介、前篇解説も収録されており物語がつかみやすくなっています。『親鸞』のフィナーレ、ぜひ見届けてください! (2014年12月11日)
花燃ゆ 1
大島里美/作 宮村優子/作 五十嵐佳子/ノベライズ
NHK出版
税込価格  1,540円
 
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花燃ゆ 一
おすすめ度:
2015年NHK大河ドラマ『花燃ゆ』のノベライズ版がいよいよ登場!全4巻で展開される本作の舞台は幕末−明治。物語の主人公は吉田松陰の妹“文(ふみ)”である。幕末の動乱期を語る上で欠かせないキーワードである「吉田松陰」と「松下村塾」…。それらを支え続けた文もまた兄や塾生とともに時代の流れに翻弄されていく。ドラマの予習・復習のためにじっくり読み込むのもよし。御贔屓の人物の気持ちになってハラハラと読み進めるのもよし。維新志士ファンの方々、はたまた新撰組ファンといった方々も、幕末−明治の真っ只中を駆け抜けた新たなヒロインの生き様にふれてみてください。 (2014年12月10日)
営繕かるかや怪異譚
幽BOOKS
小野不由美/著
KADOKAWA
税込価格  1,650円
 
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営繕かるかや怪異譚
おすすめ度:
全6編の物語は全て「家」という極めて身近な舞台で起きる怪異。派手さや壮大さが控えめゆえ、逃げ出したくなるほどの現実味が蔓延している。「営繕屋の尾端がきっと解決してくれるさ…」と自分に言い聞かせつつもやっぱり怖い…。寒くなりそうな今年の冬をもっともっとヒンヤリさせてくれる一冊。お気に入りの物語を見つけて、友人とシェアしてみる…なんていう楽しみ方もアリ(?)。淡々とした語り口、ゾクゾクする描写…恐怖を助長する小野不由美ワールドに足を踏み入れてみませんか。 (2014年12月10日)
キャプテンサンダーボルト
阿部和重/著 伊坂幸太郎/著
文藝春秋
税込価格  1,980円
 
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キャプテンサンダーボルト
おすすめ度:
芥川賞作家の阿部和重と『ゴールデンスランバー』の伊坂幸太郎。現代を代表する人気作家の二人が4年の歳月をかけて本気で書き下ろした前代未聞の長編エンターテインメント!主人公はひょんなきっかけで再会した幼馴染の元野球少年2人。正義感にあふれた…という感じではないアラサー男子2人が世界を揺るがすディープで危険な謎に迫っていく。「村上病」という感染症とそこに隠された真実、東京大空襲時のB29の墜落、公開中止になった戦隊ヒーロー映画etc…一見して関連なさそうな事象が鮮やかにリンクしていく様はあきれるほどに爽快!オススメです!! (2014年12月10日)

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