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けやき書房のレビュー |
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掲載レビュー全242件 |
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独ソ戦での女性だけの射撃部隊の物語。 | ||
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独ソ戦での女性だけの射撃部隊の物語。苛烈すぎる描写が戦争のむなしさを語る。「戦争は女の顔をしていない」が、男の顔をしているわけでもない。友達となかよくする方法を教えてほしい。 (2022年01月11日) | ||
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家族を舞台にした毛色も筆致も異なる6編の短編集。 | ||
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家族を舞台にした毛色も筆致も異なる6編の短編集。それぞれに心ゆすぶられる。 (2022年01月11日) | ||
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中学教師の壇の不思議な能力の話 | ||
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中学教師の壇の不思議な能力の話と、その生徒が書いた小説がパラレルに進行する。いつか二つの物語は融合し、ハラハラの展開となる。軽快なテンポであっという間に読了。読後ビートルズを聞きたくなる。ニーチェを読みたくなる。 (2022年01月11日) | ||
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祝芥川賞!夫婦ってわかりませんねえ | ||
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久しぶりの作品で見事芥川賞!おめでとうございます。 バツイチの夫は、一度目の結婚は本来の自分を出さなかった。これからはラクに生きる。といってぐうたらな毎日を送ります。妻もそれに合わせているうちに、顔が似てきたりというようなことになります。これが進んでいっていつものヘンな状況に突っ込んでいきます。受賞会見で作者が述べたように、のらくらな描写があり、ユーモアがあり、他人であった夫婦というものは何なのかというシリアスな話にもなっています。ヘンな話ですが、ヘンな読後感もなく、のらくらと読めます。 (2016年01月20日) |
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犬好きにはうなづける場面がいっぱい | ||
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妻と緊張関係にある大学教師が主人公。犬のおかげでなんとか繋がり、犬のことが決別の理由になっている。犬と人の有様を丁寧に描き、犬を飼ったことがある人には、うなずける場面がいっぱいある。 (2016年01月03日) | ||
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時代と音楽を描く傑作 | ||
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ベルリンの壁崩壊前の東ドイツドレスデンに音楽留学した青年が主人公。まさに歴史が変わる時代の息吹を、クラシック音楽という舞台で描いている。時代と音楽がじかに伝わる。ライトノベルスの世界で十数年活躍してきた須賀がこれから大きく変わる。 (2016年01月03日) | ||
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難解ではあるが、もちろん面白い | ||
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筒井最後の長編と銘打たれている以上正座して一気読みしないといけないでしょう。昔の作品のような奇想天外な流れはなく、むしろ難解ではあるが、もちろん面白いことは間違いない。 (2016年01月03日) | ||
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こんな妻ならよいのか悪いのか | ||
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短編時代小説集。江戸時代の夫婦をさらりと描き、時代がよくわかる。男の弱さ女の強さが分かる。 (2016年01月03日) | ||
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祝本屋大賞 日本でもスケールの大きいファンタジーが出てきた | ||
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ファンタジー読み慣れてないととっつきにくいが、読み進んでいくとドンドン引き込まれていく。病死の母の子供を助け、危険な毎日のなか、その子と暮らして愛情を膨らませていく。 (2015年04月07日) | ||
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9年前のおばちゃんのカナダ旅行での祈りから未来に明るさを見る | ||
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芥川賞受賞おめでとう。コミュニケーションに障害がある子とシングルマザーの物語。つらく悲しい日々が綴られている。9年前の地方のおばちゃん達のカナダ旅行の様子がユーモアを交えて描かれていて、その時のみっちゃん姉の言葉を思い起こして、悲しみを押さえ、生きていく喜びを感じていくラストが見事。 (2015年01月17日) | ||
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馴染みの大阪の街を中学生が自転車で疾走する | ||
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今や大阪を代表する作家津村記久子。いつもは会社員の日常を巧みに描いているが、今回は中学生を描く。津村は、普通に暮らしている人たちにやさしい。 (2015年01月03日) | ||
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映画化で話題ですが、まず本でじっくり味わってください。 | ||
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出だしから古風で地味な時代小説と思っていました。が、登場人物がすべて真面目、清々しい。陳腐な言い方ですが、泣けます。 (2014年07月17日) | ||
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祝直木賞ほんまもんの大阪を描いた本はこれや | ||
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疫病神シリーズ第5作にしてますます快調。いつものように大阪の街が舞台、大阪弁がテンポよく炸裂する。 やくざの世界を描いて、無茶苦茶なこともいっぱいあるのに、読後感はさわやか。 (2014年07月17日) |
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父子関係の微妙な感じを巧みに描写 | ||
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話題を呼んだ芥川賞受賞作品が早くも文庫化されています。内容は女性でなくとも、嫌悪を感じるものではありますが、父子関係の微妙な感じを巧みに描写し、主人公の心の動きもよくとらえています (2013年07月04日) |
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辞書が題材のエンターテイメント小説 | ||
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辞書にそれほど関心のない私ですが、辞書の面白さ、辞書作りの大変さがよくわかります。 辞書が題材のエンターテイメント小説という発想にビックリ。 (2012年02月29日) |
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誰かが足りない不安を描く短編集 | ||
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短いセンテンスで、読みやすい。6編の連作短編集。誰かが足りない不安が募るけれども、 誰かを待っている温かい気持ちが心地よいということが分かる。 (2012年02月29日) |
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心にしみる名作 | ||
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小川洋子の作品は、文体がやわらかで穏やかで丁寧です。年々研ぎ澄まされていると思います。この作品は危機的な状況下という設定なのに、すべて淡々と語られて、心にしみます。 (2012年02月29日) | ||
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超美人古書店主が古書を見てなぞ解き | ||
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私も、栞子さんのような超美人に、超接近されて、古書を見るだけで、持ち主と本にかかわる事件のなぞ解きしてほしい。 (2012年02月28日) | ||
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おもしろくてあほらしいバトル小説 | ||
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今度は琵琶湖を舞台に繰り広げられる奇想天外空前絶後の娯楽ファンタジー!おもしろくてあほらしいバトル小説?青春小説?恋愛小説? (2012年02月28日) | ||
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合唱コンクールに挑む中学校合唱部が舞台 | ||
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中学校の合唱部が舞台。自ら存在感のないと思う男子中学生が主役。 中盤以降物語は盛り上がり、感動のラストが用意されている。 (2012年02月28日) |
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