トップ > 書店ホームページ >
ほんのいえ宮脇書店越谷店のレビュー

書店ホームページを見る

1 2 3 4 5 次の5ページ>>

掲載レビュー全418件
 
希望の糸
東野圭吾/著
講談社
税込価格  1,836円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
希望の糸
おすすめ度:
早期解決と思われた殺害事件の裏には、まったく予想し得なかった真相が待っていた。すでに10作を数える加賀シリーズのスピンオフ的作品。若い松宮刑事が主人公。もちろん加賀恭一郎がシブく存在感をちらつかせる。時の流れの中で切れかかりつつも絡み合う糸が、少しずつほどけていく実感がたまらない。濃縮された読みごたえありの逸品に、これぞまさに東野作品と賞賛の声もあがるだろう。
近い将来、映像化間違いなしのこの作品。今のうちに読んでしまってください。
(2019年07月14日)
おしりたんてい カレーなるじけん
おしりたんていシリーズ おしりたんていファイル
トロル/さく・え
ポプラ社
税込価格  1,058円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
おしりたんてい カレーなるじけん
おすすめ度:
「おしりたんてい」が熱いぞ!なんとシリーズ累計600万部を突破!!しかも映画化も決定して大好評だ。この“カレーなるじけん”が映画の原作本。NHKでもすっかりおなじみになったおしりたんていの活躍ぶりはお見事。個性ある脇役にも魅力いっぱい。笑ったり、考えたり、お子さんといっしょに楽しんでください。
おっと、忘れていけないのはオマケ。表紙カバーをめくるとびっくり!面白い「まちがいさがし」あるのですよ。丸ごと楽しんでください。お店にシリーズ全作品がそろえてお待ちしています。 (2019年05月19日)
日本文学全集 02
口訳万葉集
池澤夏樹/個人編集
河出書房新社
税込価格  2,808円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
日本文学全集 02 口語万葉集
おすすめ度:
平成から令和の時代になったこの時、私たち日本人にとって一生傍らに置いておきたい書が編纂された。池澤夏樹が「初学者に向けた和歌入門」として編んだ秀逸の一冊である。万葉集と百人一首を素材として、折口信夫、丸谷才一、小池昌代という超一級の学者、歌人、作家達がセレクトをして、かつ現代の我々でも読み解ける訳、解釈を加えてくれている。時代を超えて残る和歌の流れと響きを、その中身を深く知りことで、味わいはいっそうになる。和歌という文化を有する日本人であることに誇りを感じることができる。
(2019年05月11日)
ひと
小野寺史宜/著
祥伝社
税込価格  1,620円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
ひと
おすすめ度:
2019本屋大賞第2位!評判を呼んで重版が次々とかかっている。
育ててもらったお母さんが急死して天涯孤独になってしまった20歳の男。大学中退もやむを得なかった彼だが、しっかりと前を向いて歩いて行く姿は誰かが見ている。どうかすると人が信じられない現代社会で、ほっとする物語がここに描かれた。静かで優しい気持ちになれる読書って、貴重な時間だなとつくづく感じさせてくれる。オール讀物新人賞作家が、ここへきて一気に読者を広げるだろう。
(2019年05月11日)
心底惚れた 樹木希林の異性懇談
樹木希林/著
中央公論新社
税込価格  1,296円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
心底惚れた 樹木希林の異性懇談
おすすめ度:
樹木希林33歳の時の対談記録。渥美清にはじまって、いかりや長介、つかこうへい、草野心平とそうそうたる顔ぶれと堂々と渡り合っている様が目に浮かんでくる。しかも、中身はもっぱら男と女の話。百戦錬磨の男性諸氏がタジタジである。当時、月刊誌「婦人公論」で「異性懇談」と題して連載され、ちょっとした話題になった。この年齢にして、このキャリアにして、対談相手にズバッと深く切り込んでいく鋭さと、奥深さを持っていた。あらためて、多くを遺した素晴らしい魅力ある女性、女優であったことに気づかされる対談集である。 (2019年05月05日)
傲慢と善良
辻村深月/著
朝日新聞出版
税込価格  1,728円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
傲慢と善良
おすすめ度:
お話は突然に姿が消えた婚約者を探し求める話。辻村深月に惹かれるいわゆる作家買いでこの本を手に取る人にとっては、意外性が大きいだろう。辻村深月は恋愛小説という手法を使って、人間を深くえぐりとった。直木賞「鍵のない夢を見る」、そして本屋大賞「かがみの孤城」のインパクトは圧倒的。本作品はそれとは真逆ともいうべき作風に、作家生活15周年の節目を踏んだ著者の大いなる意気込みと新境地へのチャレンジを感じずにはいられない。 (2019年05月05日)
シーソーモンスター
伊坂幸太郎/著
中央公論新社
税込価格  1,728円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
シーソーモンスター
おすすめ度:
何とも奇妙?な文芸企画が始まっている。9人の売れっ子が3つのルール縛りで、古代から未来までの歴史物語を競作するというもの。ルールは1)海族と山族の2つの種族の対立を描く。2)同じ隠れキャラクターを登場させる。3)共通アイテムが複数ある。本作は、第一弾で平成を担当した3月発刊の朝井リョウ「死にがいを求めて生きているの」に次ぐ第2弾。プロジェクト発起人の伊坂幸太郎による中編2編が収録されている。一作目「シーソーモンスター」は1980年の昭和バブル期、もう一作「スピンモンスター」は2050年の近未来が舞台。平凡な家庭の嫁姑争いを題材に、かたや天才科学者が遺した手紙がもとで時空を超えた奮闘劇というもの。複数の作家で物語がつながっていくという壮大なストーリーを追いかけてみてください。 (2019年05月05日)
論戦 2018−2019
愛国者たちへ
櫻井よしこ/著
ダイヤモンド社
税込価格  1,620円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
論戦 2018ー2019 愛国者たちへ
おすすめ度:
新時代“令和”を迎えた日本。我々はこの新時代をどう生きて行くのかを考えるこのタイミングで手に取りたい一冊である。我々は時に日々流れる国内外のニュースに翻弄されてしまう。一方で平和ボケにはなりたくないという気持ちもある。それには世の中に何が起こって、それはどういうことなのかを正しく知る必要がある。マスメディアを鵜呑みにしてはいけない。目を背けてはいけない。いたずらに先送りにするなかれ。櫻井よしこはこの本を通じて、そんな警鐘を鳴らしているように感じる。 (2019年05月04日)
そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ/著
文藝春秋
税込価格  1,728円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
そして、バトンは渡された
おすすめ度:

見事に2019年本屋大賞の栄冠に輝いた。年々、注目度が高まるこの賞のスゴイところは、なんと言っても選び方が本売りのプロフェッショナルである書店員たちの投票で決まるというところ。今回も一次投票には、全国493の本屋で働く623人の書店員が投票したという。しかも今回の大賞作品は、2位以下を大きく引き離してのぶっちぎりだったのだから、それだけでも読む気にさせてくれる。
お話は17歳のひとりの女性の物語。生まれてから4回も名字が変わるという数奇な運命をたどりながらも、まったく悲愴感がない。淡々とした日常の中の愛情とは何かをつくづく考えさせられる。著者瀬尾まいこのいっそうに思い入れがこもった作品だと感じる。 (2019年05月01日)
魔眼の匣の殺人
今村昌弘/著
東京創元社
税込価格  1,836円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
魔眼の匣の殺人
おすすめ度:
小説の舞台が山中の一軒家となれば、正統派ミステリのお膳立ては十分。
書いたのは2017年に鮎川哲也賞受賞などで一気に脚光を浴びた新鋭、今村昌弘。
好評だった前作「屍人荘の殺人」に続く第2弾!目一杯のプレッシャーを背負った期待を越える出来栄えと言えそうだ。王道ミステリファンには目が離せない存在。神木隆之介主演での映画化も決定とのことで、話題は一気に盛り上がること間違いなし。シリーズ化して今後が一層に楽しみだ。 (2019年04月13日)
ベルリンは晴れているか
深緑野分/著
筑摩書房
税込価格  2,052円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
ベルリンは晴れているか
おすすめ度:
著者の深緑野分の名は、オモシロイ作品を書くとのもっぱらの評判だ。全国の本売りスペシャリストの書店員からの絶大なる推薦を受けての2019年本屋大賞ノミネート作。舞台は第二次世界大戦直後の敗戦したドイツベルリン。この作品のような精緻な取材によって書かれた書物から歴史を知ることは、今のテーマをひもとくことに通じる。この作品は歴史ミステリーの分野にあるらしいが、エンタテインメント小説として、読書の新しい味わい方を感じさせてくれる。 (2019年04月07日)
樹木希林120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ
樹木希林/著
宝島社
税込価格  1,296円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
樹木希林120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ
おすすめ度:
2018年9月に他界した女優、樹木希林さんが生前に遺したココロに響くメッセージ。大女優でありながら、ナチュラルに生きる希林さんならではの言葉は、やわらかさの中に人生の哲学が隠されているようで重みがある。病気のこと、夫婦のこと、家族のこと、そして生きること死ぬこと、重たいはずのことが希林さんの言葉によって救いにもなって伝わってくる。ちりばめられた写真を懐かしみながら、ゆっくりと読み浸ってください。 (2019年04月02日)
ノースライト
横山秀夫/著
新潮社
税込価格  1,944円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
ノースライト
おすすめ度:
沈黙明けの横山秀夫は、一段とキレがいい。かつての超ベストセラー「64」が、7年の沈黙を経た衝撃作だったことを思い出さずにいられない。読者の横山作品への期待度はすこぶる高い。だが、本作もその厳しい読者の目に十分に応えている。随所に練り込まれた建築分野の専門知識に興味をあおられ、ひっ迫した展開の中での叙情的な場面転換の一行にしびれさせられる。横山作品の魅力にあらためて気づかされる。 (2019年03月29日)
府中三億円事件を計画・実行したのは私です。
白田/著
ポプラ社
税込価格  1,080円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
府中三億円事件を計画・実行したのは私です。
おすすめ度:
読み物として、小説としての面白さを味わってもらいたい。過去の重大事件をモチーフにしたこの類の作品は、読み手に想像の翼をいっぱいに広げさせてくれる。当時の事件を知っている世代、そして知らない世代へと。その両者に対して、ひとつの青春ストーリーとして描かれたのがこの作品である。実行犯の告白にしてはリアリティに欠くと言った類いの感想が想像されるが、この本の奥付けの最後に「この作品は、フィクションです。」とあります。小説の楽しみ方のひとつとして、手にとってみてはいかがでしょうか。 (2019年03月03日)
愛なき世界
三浦しをん/著
中央公論新社
税込価格  1,728円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
愛なき世界
おすすめ度:


本屋さんでひときわ目立つブルーバックにした植物をあしらった見事な装丁。
どっぷりと肩までつからせてもらった気分になる学術的な研究の話も、三浦しをんの独特なユーモアが、お堅いイメージの理系の世界へとやさしくいざなってくれる。作者の徹底した探究心が、物語に説得力をもたらしてくれています。かつて「舟を編む」で辞書作りの世界を描いた深掘り感が今回もたっぷりと漂っている。ストーリーに大きな盛り上がりがなくても、静かにほのぼのと時間が流れていく小説が成立するんだなとあらためて感じさせてくれる。これもひとえに作者の力量なのでしょう。次のテーマが何になるんだろう、と先走った期待感さえわいてくる。登場人物にキャラが立っていて、映画化も十分にありえるでしょう。 (2019年02月23日)
宝島 HERO’s ISLAND
真藤順丈/著
講談社
税込価格  1,998円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
宝島
おすすめ度:
北越谷に縁のある直木賞作家が登場した。地元の文教大学キャンパスには“祝!直木賞受賞”の垂れ幕が下がっている。タイトルの「宝島」とは沖縄のこと。戦後1952年から沖縄復帰1972年までの20年間の物語。3人の若者が激動の時代を生き抜いていく。541ページにおよぶ長編すべてに渡ってみなぎる圧倒的な熱量と密度に舌をまいた。あえて多用したと思われる沖縄方言にカナルビがふってあることで、読者をリアルに沖縄の舞台へと引きずり込んでいく。この本は現代に続く沖縄基地問題を正しく理解するうえで必読といえます。あらためて、受賞おめでとうございます。
(2019年02月05日)
愉楽にて
林真理子/著
日本経済新聞出版社
税込価格  1,944円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
愉楽にて
おすすめ度:
林真理子が放つ話題作。日経新聞連載時から、次はどうなる次はどうなると連載モノならではのジレンマを読者に与え続けた話題作。十分すぎる金と名声に飽き足らず、人間の欲望とはここまで追い求めるのかと思わせる。随所に読みどころが散りばめられている。へぇ、こんな世界があるのかと思ってしまうようなリアル感を漂わせて、まさに小説ならではの醍醐味をもたらしてくれる。二人の男性を中心に、東京、京都、シンガポールを舞台にした現代版の源氏物語が展開される。 (2018年12月27日)
熱帯
森見登美彦/著
文藝春秋
税込価格  1,836円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
熱帯
おすすめ度:
作家生活15周年の節目の作品。
最後まで読み終えた読者がいないという奇妙な幻の本をめぐって、ナゾがナゾをよんで迷宮をかけめぐる。
極上のファンタジーノベルである。本の分厚さも、テンポの良い運びで飽きさせませんから、どうぞ森見ワールドの門をくぐってみてください。
日本ファンタジーノベル大賞で鮮烈デビューして、山本周五郎賞 、日本SF大賞と次々と話題作を送り出し、「夜行」では直木賞候補になるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。いまや直木賞に最も近い旬の作家だ。 (2018年12月23日)
昨日がなければ明日もない
宮部みゆき/著
文藝春秋
税込価格  1,782円
 
お取り寄せ
商品詳細画面へ
昨日がなければ明日もない
おすすめ度:
杉村三郎シリーズ2年ぶりの第5弾。探偵とヒトクセありの女性たちとの攻防、中編3話が収められている。日常社会の暗部に入り込み、人間の奥深い感情に鋭く、そして深く斬り込む宮部みゆきならではのストーリーは、時に読者に苦い思いをさせる。だがそんな負のイメージを小説として完結させるところが宮部作品ならではの魅了だろう。多様な登場人物をしっかりと追いながら読み貫きたい。いつも宮部みゆき作品からは映像では伝わらない小説のチカラを感じさせてくれる。 (2018年12月16日)
沈黙のパレード
東野圭吾/著
文藝春秋
税込価格  1,836円
 
通常1〜2日で出荷
商品詳細画面へ
沈黙のパレード
おすすめ度:
超人気ガリレオシリーズの最新書き下ろし作品。失踪した歌手を目指していた女性をめぐる復讐劇。科学的トリックに複雑な人間模様が絡み合い、二転三転として読む手を休ませない東野圭吾のストーリーテラーぶりはさすが。あまりの密度の濃さに、長編であることをついぞ忘れさせてしまうほどの吸引力は東野作品ならではだろう。映像化間違いなし。今のうちに読んでしまって、アメリカ帰りのガリレオとの再会を楽しみに待ちましょう。 (2018年12月09日)

1 2 3 4 5 次の5ページ>>

掲載レビュー全418件


このページのトップへ